ここ3日間くらいアメリカ大統領選挙についての記事が続きましたが、なんと懲りずに今日もそれに絡めていきたいと思います。
とは言っても、今日は2024年アメリカ大統領選挙後の展望についてAI検索を行ってみました。
国産のAI検索として利用者も増えている「felo」を使って色々調べてみたいと思います。
アメリカ市場と日本外交の今後について問う
まず、トップページに質問文を入力します。
チャット形式でやり取りもできるのですが、ここではオンライン検索を行ってもらうためデフォルトの「Web検索」のままで調べてみます。
検索する範囲はかなり細かく指定できると思いますが、中国のSNSである「小紅書」まで検索範囲として用意されているんですね。
今回、質問に「今後のアメリカ市場がどうなるか」と「今後の日本外交の注意点」の複数を入れてみたのですが、それらを箇条書きにして回答してくれました。
また、回答にナンバリングの注釈が表示され、その注釈をクリックするとAIが参照したソースページを確認できるようになっています。
日本外交の注意点は大きく3つに分けてくれました。
- 貿易政策の不確実性(関税や貿易問題で発生するリスク)
- 安全保障の再考(日本への軍事コミットの行方)
- 国際関係の変化(アメリカの外交次第で日米同盟などの戦略変更が発生)
これらの3つは、すべてソースへのリンクが貼られているのでソースの信用度が高ければ、回答の信用度も必然的に上がりますね。
そして、「Felo」で特徴的な機能としては、回答の最後に表示された「マインドマップ」ではないかと思います。
回答をマインドマップで確認
羅列された情報を視覚的に確認できる機能として「マインドマップ」がありますが、「Felo」はこれをデフォルトの機能として持っています。
上の画面の赤く囲まれた「マインドマップ」をクリックしてみます。
マインドマップを作成すると、先ほどの回答よりも上に表示されるのがいいですね。
クリックして拡大してみましょう。
ブランチをつなぐ〇をクリックするとサブブランチを非表示にできます。
コピー(右から2番目)もできるのですが、ここではダウンロード(一番右)をクリックしてみました。
ファイル形式は「PNGファイル」となります。
マインドマップ内の文字の修正はできません。
関連情報を探ってみる
AI検索の回答の一番下には、質問に関連していそうな新たな質問文を自動的に作成してくれます。
関連をクリックすると、それがすぐに質問文となり新たな検索結果が作成されます。
関連の中にあった「トランプ再選が米国株式市場に与える具体的な影響は何か?」について質問してみました。
「市場の期待と懸念」の項目では、「アメリカ国内での減税と規制緩和による経済成長の加速」が期待できる一方、「インフレと利上げによる企業コストの押し上げ」が懸念されているとの回答が得られました。
(まとめ)Google検索が必要なくなる日は近いかも?
今回の「Felo」では大統領選挙について検索してみましたが、最近は何か調べたいという場合には本当に「Felo」や「Perplexity」、「リートン」のようなAI検索を使う頻度が増えましたね。
「Felo」のようにWebページをソースに回答をくれるのであればGoogle検索より楽ですし、会話調でのやりとりもできますから改めて検索し直したり、検索の一覧を自分で探したり、という手間がありません。
「Felo」はスマホアプリもあるので、パソコン版・モバイル版でいつでも国産AI検索が使えます。
特徴的な検索範囲もこれから新たに作成されそうなので「Felo」には今後ますます期待していきたいですね。