OpenAIのAIチャットである「ChatGPT」の言語モデルが、これまでの「GPT-4Turbo」から「GPT-4o」へとアップデートされました。
有料で「ChatGPT」を使っていた人は、今すぐに「GPT-4o」へと切り替えられるようになっているようです。
そして、なんと制限付きではありますが、無料ユーザーでも「GPT-4o」を使えるようになりましたー!
有料ユーザー向けの公開のみだと思っていたので、このOpenAIの対応はとても嬉しいですね。
というわけで、早速変更点をサラッと確認しておきましょう。
GPT-4oで何が変わるのか?
GPT-4oでは、何と言っても処理スピードとチャットの性能が向上した点は大きいでしょう。
これまでも日本語でのやり取りはできましたが、今回の「4o」でだいぶ日本語の処理のスピードが上がっているようです。
もっと詳しく
「Gpt-4o」の「o(オー)」は、「オムニ」の意味となります。
オムニとは、すべてという意味
テキストも画像も動画も何でも処理する、という意味
処理性能が上がったというと、つまりChatGPTに問い合わせした際の返答がこれまで以上にスムーズになったわけで、まるでリアルタイムで相手と会話をしているかのような体感を得られるでしょう。
macOS用のアプリを提供開始
macOSでは、デスクトップアプリが利用できるようになりました。
WindowsOSも、今後アプリが利用できるようになるようですが、macOSは先行してアプリの提供が始まりました。
そのほかの無料開放
GPTs、GPT Storeも今後、無料で利用できるようになると発表されました。
今回の言語モデルのアップデートもそうですが、無料ユーザーにもGPTの各サービスに触れてもらおうというOpenAI社の方向性はありがたく受けたいところですよね。
「GPTs(GPT Builder)」は、ユーザーごとにGPTをカスタマイズできるサービスで、これまで有料ユーザー向けに提供されていたサービスでした。
「ライティング」や「生産性」などのカテゴリーが見えますが、様々なアプリをGPTのチャット形式で利用できるので、自分の得意分野でない作業もチャット形式で解決する可能性が高くなります。
現状は、まだ「GPT Plusが必要」と表示されますが、順次対応されていくでしょう。
各ユーザーが自由にカスタマイズした「GPTs」を「GPT Store」で検索できるわけですが、無料ユーザーの方も日々「ChatGPT」にアクセスして対応可能になったかどうかを常に確認してみてください。