隠れた「名生成AI」としてじわじわと人気の上がっていた「wrtn(リートン)」に、とうとうOpenAI社の最新の大規模言語モデル「GPT-4o」が搭載されました。
「ChatGPT」の無料ユーザーでも、限定的に「GPT-4o」が利用できていましたが、今回「リートン」に搭載された「GPT-4o」は現時点で完全無料で利用できるようになっています。
「リートン」への登録は、グーグルアカウントやSNSアカウントでもできますので、登録してログインしてみましょう。
チャットでGPT-4oを使う
まずはトップ画面で、生成AIを使います。
左サイドの「チャットホーム」をクリックして、上のような画面が開いているかを確認します。
現在は、AI検索と3つのモデルを利用できます。
- GPT-4o
- Japanese SDXL
- SDXL
「GPT-4o」でテキスト生成ができるほか、「Stability AI」が開発している画像生成AIの「SDXL」が使えるようになっています。
SDXLとは
「SDXL」とは「Stable Diffusion XL」の略です。
画像生成AIで有名な「Stable Diffusion」は自分のパソコンに環境を構築できれば無料で利用できますが、その分パソコンのスペックを求められます。
Web版では無料で利用できる機能は制限されます。
試しに、モデルを「GPT-4o」にして「日本の人口が多い都市トップ5を一覧表にして教えてください」と聞いてみました。
「ChatGPT」で使う「GPT-4o」と同じく応答が早いですね。
『表作成はどうかな』と思いましたが、結果をきちんと一覧表にして返してくれました。
チャットでSDXLを使う
画像生成に日本語対応の「SDXL」が使えるようになりましたが、精度はそれほどよくありません。
若いアジア人女性を指定したのですが、すべて西欧系になってしまいました。
画像生成に関しては「Leonardo.AI」など他のAIサービスを使った方がいいかもしれませんが、プロンプトを試しに打ってテストしてみるには十分に活用できるでしょう。
モバイルアプリでもGPT-4oを使う
「リートン」のモバイルアプリでもパソコンのWeb版と同じように「GPT-4o」を使えます。
シンプルに、アプリを開いた後の「リートンに何でも聞いてください」の入力欄にテキストを入力するだけです。
上の画面は、パソコンのWeb版、モバイルアプリ版共に利用したチャット履歴を確認しているところです。
このチャット履歴を確認するには、以下の操作を行います。
アプリのトップ画面の下に「ホーム」、「チャット」、「MY(マイページ)」の3つがメニューとして表示されています。
「チャット」をタップし、左上の「≡」をタップするとチャット履歴の確認ができます。
まとめ
記事執筆時点では、モバイルアプリ版で一部「GPT-4Turbo」と表示されているところもありますが、順に改善されていくと思います。
これ一つでAI検索から画像生成までできるのは重宝しますね。
また、「リートン」では自分の「AIキャラ」を作成できるようになりそうなので、こちらも楽しみに待ちましょう。