これまで「Discordの登録」や「有料プランのみが利用可能」と少し敷居の高かった画像生成AIの「Midjourney」が、ついに25枚以内なら枚数制限で誰でも画像を生成できるように改変してくれました。
サービス開始当初は、無料ユーザーでも利用できていた「Midjourney」ですが、今回「Web版を利用できるユーザー制限を撤廃した記念」として枚数限定で無料ユーザーも使えるようになりました。
そんな「Midjourney」で無料で画像生成できる枚数は25枚となります。
「Discord」でログインしてもいいですし、Googleアカウントを持っていればそれでもログインできます。
どの程度利用できるのかを実際に試してみたいと思います。
設定はある程度自由に変更できる
画像を生成するプロンプト入力の横に、生成画像の各設定を行うボタンがあります。
設定値で、「スピード」を設定する部分がありますが、ここは「Relax」以外を設定します(Fastがデフォルトになっているので、そのままの設定を使います)。
無料ユーザーの場合、「Relax」を選択すると、エラーで画像を生成できません。
1回のプロンプトを実行すると、4枚の画像が生成され、生成できる回数が1つ減ります。
当初25回の生成回数があるのですが、24回に減っていますね。
0回になったら、無料で利用できる時間は終了となります。
設定変更した画像を生成しても回数は減る
画像を生成した後に、オプションを少し変更して、「同じ画像なんだけど少し感じの違う画像」を生成する場合も、回数は減っていきます。
プロンプトから上のような画像を生成したとします。
4枚の画像の内、左下の画像に注目してください。
画像の上にマウスを合わせると、「Vary Subtle」と「Vary Strong」の2つのボタンが表示されます。
例えば、「Vary Subtle」を1度クリックすると、「この画像をベースに微妙に異なる画像」を生成してくれます。
そして、このボタンをクリックすると1回画像を生成した、とカウントされます。
画像をクリックすると、右下にもう少し細かく設定できるボタンが表示され、異なるバージョンの画像を生成できるようになります。
同じような猫がカメラを持った画像なのですが、立ち位置が変わったり、背景やカメラの形が変わったりと少し変化が加わった画像が生成されました。
オプションを変更すると、既に生成済みの4枚の画像すべてでバージョン違いとしての画像が新たに生成されます。
無料で利用を続ける場合は、ここで結構な回数を消費する可能性があるので、十分気をつけてください。
(まとめ)無料ユーザーは歓喜していい
というわけで、無料ユーザーにも久しぶりに画像生成の機会を与えてくれた「Midjourney」で画像を生成してみました。
「25枚まで」という制約はありますが、生成画像のクオリティの高さと同じ画像のバージョン違いを簡単に生成できる点はやはり使い勝手がいいでしょう。
「Midjourney」は月額課金も非常に安いので、無料で試した後のユーザーが課金に移行する確率は高いかもしれませんね。