文章生成AIでおなじみの「リートン」が新機能を発表しました。
その内の一つが「AI自動作成(Web版のみ)」となります。
この機能は中々秀逸で、記事のカテゴリとして「ブログ」を選択し、書きたい記事のカテゴリやタイトル案などを入れると、自動的に文章を生成してくれるというものになります。
実は・・・
前回書いた記事「ゼロ金利でも利子がつく金融商品とは?」は、このリートンの「AI自動作成」で作った記事となります。
他にもカテゴリとして「レポート」、「自己PR書」の2つがあります。
「レポート」は、参考にしたいリンクやファイルからページ数を指定した文書を生成できる上、その文書をPDFファイルとしてダウンロードできるようになっています。
「自己PR書」は、企業や学校などの志望先の情報や自分の履歴を設定すると、自己PR書を生成してくれます。
今回は、カテゴリに「ブログ」を選択して記事を書いているので、どのように作成しているか「リートン」の画面を少し確認しておきたいと思います。
「AI自動作成」はWeb版のみ
この「AI自動作成」はスマホでは利用できず、パソコンのWeb版でログインして使う機能となります。
無料ユーザーでも利用できるので、アカウントを持っていないかたはアカウント作成から始めてみましょう。
ブラウザでリートンのトップページにアクセスすると、上のよう画面になります。
中央の「ブログ」をクリックします。
左側に設定を、右側には設定に基づいた結果の記事が3本作成されます。
上の画面では、今回の記事である「リートンのAI自動生成」について書くために各設定を決めた画面となります。
まずは、必ず設定する最初の4つについて見ていきます。
4つの設定
「記事の種類」、「記事のテーマ」、「口調」、「口調例文」の4つを設定します。
記事の種類
「記事の種類」からは、以下を設定できます。
- レビュー
- 情報
- 日常
「レビュー」と「情報」については、指定する画像がない時にサンプル画像を利用できます。
記事のテーマ
記事のテーマには、記事タイトル案を入力します。
「記事のテーマ」を元に記事が作成されますので、キーワードなどを盛り込んだタイトル案を入力しましょう。
口調
普段、自分が書いている記事の文体に合わせて「口調」を選択してください。
口調例文
上の「口調」で書いた過去の記事の例文を載せます。
これまでに自分が書いた記事があれば、その文章中の任意の箇所をコピーして、この欄に貼り付けます。
残りの設定
オン・オフの設定で切り替える設定が2つ、任意設定が2つとなります。
ネットの検索結果を活用する
オンにすると、ネットの検索結果から記事を書いてくれます。
信用性は上がりますが、似たような記事が作成される可能性もあります。
自動で作成された3本の記事には、それぞれ「参考文献」としてリートンが参考にした他の記事のURLが記載されるので、参照元が分かるようになっています。
サンプル画像を利用する
記事で使用するための画像を登録できるのですが、この設定をオンにすると、その画像がない時にサンプル画像を使用してくれます。
強調したい内容
強調したい内容は任意ですが、作成する記事に必ず盛り込みたい内容などをあらかじめ簡潔に指定しておきます。
画像をアップロード
記事作成に関係のある画像をアップロードしておきます。
任意なので、必ずアップロードしなくてもいいのですが、その場合は上述の「サンプル画像」を使用する設定にしておくと内容によってサンプル画像を挟んでくれる場合があります。
生成した内容を保存
自動生成されたブログ文章は、保存やコピーができます。
コピーした場合は、テキストファイルなどに貼り付けて再利用してもいいですし、保存しておけばリートンにアクセスした時にいつでも生成した内容を確認できます。
当サイトで前回の記事にした「ゼロ金利でも利子がつく金融商品とは?」の内容と今回の「リートンのAI自動生成機能を使いこなそう!」について生成した内容を保存しています。
(まとめ)機能追加でブログ記事作成も捗る
「ChatGPT-4o」がリリースされた時に「ChatGPT」では有料会員しか使えなかったのに、「リートン」では無料で利用できるようにするなど、元々サービスの提供には力を入れていましたが、今回の「AI自動作成」機能も中々ユーザーを唸らせる新機能になっていますね。
「AI自動作成」もそうですが、「AI検索」もハルシネーションが軽減されたようですから、今後は結構リートンのお世話になるかもしれません。
もちろん、でき上った文章をそのまま利用できるわけではないので、利用者の文章テコ入れと最終チェックは必要になりますけどね。