何日か前にロサンゼルスの水資源で、ロサンゼルス市民が使っている水は「300km以上」も北上した山脈の水から引っ張って賄っているお話をしました。
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ロサンゼルスの水資源
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300kmというのは、相当な距離なのですよ。
札幌市から函館市がそれくらい、という話も上の記事では書きましたが夏道でも4時間半から5時間はかかります。
今日は、函館市からせたな町寄りの八雲町熊石へ、函館市に戻ってから同じ函館市の恵山方面へ向かいまして、その総距離310kmほどでした。
もちろん、季節は冬なので雪道ではあるのですが、峠以外はそれほど滑るなどの怖い道ではなく、日本海側の海沿いに出た時は雪も少なく夏道と同じような感覚で走れました。
上の写真は、「道の駅ルート229元和台」から撮ったものですが、それほど雪がどっさり積もっている感じではないのが分かると思います。
ただ、風が物凄く強くて波が結構荒かったですね。
いつもは奥尻島がうっすら見えるのですが、今日はあまり見えなかったです。
函館市と八雲町熊石の奥の方までを往復するとだいたい4時間ちょっと掛かります。
ただひたすら信号のない道を行くので、途中でコンビニや道の駅、山の湧き水で水を汲むなど寄り道をしながらですが、ほぼ4時間走りっぱなしとなります。
仕事とは言え、ちょっとした旅行ですね。
北海道の道南地域はそれほど豪雪地帯ではないので、上の写真のようにそれほどストレスのかかる雪道ではないのが救いです。
そして、夜は恵山方面に行きました。
そう、つい先日、恵山岬でタンカーの座礁事故がありましたがその恵山です。
ここは現在、函館市という名前ではありますが、市街地からは普通に50kmほどの距離があり軽く1時間弱は掛かります。
そして、おそらく北海道で一番雪の少ないエリアではないでしょうか。
旧戸井町(現・函館市)から旧恵山町(現・函館市)にかけての太平洋沿岸は本当に雪が少なく、このあたりの住民曰く冬に雪かきを1回したかしないかで終わる場合もあるのだとか。
個人的には浦河町や釧路市のような雪の少ない地域よりも全然少ないと思っています。
ところが・・・
何とこの日の夜は、吹雪です(笑)
それも感覚が麻痺する大雪が車のフロントガラスに向かってくるパターンですね。
車が動いていないような不思議な感覚になります(笑)
まさかの大雪でしたが、元々雪のない道路に新雪がうっすら敷かれた状態なのでそれほど走りづらいわけではありません。
まぁ、何とか無事300km超を1日で走り切りました。
おそらく冬に北海道をドライブするのは怖いというイメージをお持ちのかたが多いのではないかと思います。
でも、道南地域に旅行に来てレンタカーでドライブした経験をお持ちのかたは、意外に雪が少ない印象を持たれたかたも多いのではないでしょうか。
風と塩で海岸線の道路は雪が飛んでしまいますしね。
それこそ北海道以外でも豪雪地帯はいくつもありますが、それらと比べると全然走りやすい雪道ではあります。
函館などに旅行に来た時には、市街地から少し離れた雪景色を見るのもまた一味違った楽しみ方ができるのではないかと思います。