情報整理術のお話

フリーナンスのあの機能ってあんな人に利用価値がある

2020年6月10日

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いや~、

「フリーナンス」、いいですねぇ~。

毎週1回振込してくれるのに、その振込手数料が0円ですよ...。

そして、各種損害賠償保険もある程度補償してくれる。

ホント、独り立ちしたばかりの個人事業主はまず使っておいて損はないと思いますよ。

一応、予測しておきましょうか。

「フリーナンス」が振り込みなどに使う銀行は、おそらくグループ会社が運営する「GMOあおぞらネット銀行」でしょう。

「フリーナンス」を使っている会員が現在3万人いるとして、「GMOあおぞらネット銀行」以外の金融機関を使っている人が1.5万人いるとします。

一週間経って、「GMOあおぞらネット銀行」以外の金融機関を使っている人たちの振込日である金曜日がやってきました。

1.5万人の内、5千人ほどが振り込み対象となっていたら、「GMOあおぞらネット銀行」の他行宛て振込金額である157円(税込み)を掛けて、振込手数料を算出してみます。

グループ企業が使っているわけですからおそらく、何かしらの優遇処置はあるのかもしれませんが、ここでは単純にすべて振込手数料がかかるとして計算してみますよ。

そうすると、5,000×157=785,000円

このペースで4週間だと785,000×4=3,140,000円

週間に5千人の振込対象者がいると、3百万以上の金額が発生する。

正確な利用者数が分からないので何とも言えないですけど、もし倍の利用者がいたら、振込手数料も同じく倍。

一昔前ならクイズダービーの”さらに倍”、ちょっと前なら半沢直樹の”倍返し”が思い出されるくらい、普通に倍、倍・・・の経費がかかるんですね。

これを今のところ「即日払い」の売り上しかなくても、

「ギリギリ週一の支払いだったら振込手数料無料で行ける!」

って言うんですから、ギリギリのラインが果てしなく高い。

「フリーナンス」サイト内の「ビジネスモデル」にこの内容が記載されています

即日払いの利用者がどれだけいるのか分かりませんが、グループの規模が大きいとやっぱり違いますよね~。

さて、この「フリーナンス」で「小規模経営者に贈る情報整理術」では触れなかった点が1つあります。

それは、「フリーナンス振込口座の名義人を好きなように変更できる」という使い方。

これ、どういう意味かと言うと、個人事業主だったら本名知られずに、ペンネームのままでお仕事ができちゃうよね、ってなるんです。

信用度を上げるために、「フリーナンスの会員ページ」を取引先に公開できるので、この会員ページを見られたら本名が分かってしまいますけど、最初から特に公開ページを見せる必要もなく取引できる相手なのであれば、相手先にお伝えする振込先口座は「フリーナンスの任意の名義名」なのですから、ペンネームでもOKとなるんですね。

本業を持っていて、副業のフリーランサー生活がばれたくない人にとっては、そういう意味でも「フリーナンス」を使ってみる価値があるってことです。

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