8回にわたって、次世代メールアプリの「Spark」について連載してきました。
一言で言えば、”今までありそうでなかった機能が集約されたメールアプリ”であるのは間違いないでしょうねぇ。
- メール内でのチャット機能
- メールの再送信
- チームの作成
- 委任
1つのアプリを1人で使い、どうしてもクローズなイメージのあったメールというシステムを1つのアプリで複数で共有して利用できるようにしたわけです。
今や多デバイスで情報を管理するのは当然なので、IMAPを使っていつでもどこでも送受信や管理ができるようなりましたが、そこに「誰とでも」を加えた秀逸なメールアプリとなっていますね。
唯一、Windowsに対応していないのが弱点でしたが、現在はWindowsOSにも対応してくれました。
今回、会社内ではWindowsパソコンを使っている前提でWIndowsに標準の「メール」アプリを使ってみましたが、Macであれば「Spark」だけで全然問題ないわけです。
メールアプリとSparkアプリを併用すると、どうしてもやはり”差”がありますよね。
メールアプリは「シンプル」という視点で開発されているかもしれませんけど、やっぱりSparkアプリはメールという元々シンプルなシステムであってもそこに利用者が”こうあってほしい!”という機能をしれっと付け加えてる感じがいいです。
WIndowsに対応すれば、本当に少ない社員やチームでの活動であればチャットツールは必要ないかもしれませんね。
あれだけ、slackだのTemasだのとサイトにアップしておきながら、こういうのを平気で言います...
後、やっぱり使いやすいのは無料版と有料版にそれほどの違いがない点だと思います。
チーム用で使えるストレージ容量も「5GB」と「10GB」ですし、OneDriveとかのクラウドドライブを利用してもいいわけですから。
「下書きの共有」は無料版が「同時編集が最大2名まで」となっていますけど、これはおそらくそれほど重要ではないと思います。
下書きしているメールの内容を確認できれば事足りるんですよ。
同時編集まで求めるかって言うと、そうでもない気がします。
まぁ、利用する人の環境によって違いはあるかもしれませんけどね。
メールテンプレートも5件あれば十分だし、委任も10件使えれば十分。
つまり、無料版で利用していても2,3人のチーム環境なら全くストレスなく使えています。
メールについては他にも色々書いてきましたが、今後も廃れる気配はありませんから、今のうちに業務のメール環境を社内でも構築してどのように自分たちの活動に利用していくかを見据えておきたいものですね。
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