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投資にまつわるお話

四半期ごとにチャリン!米国の配当株は魅力的?

ちょっと前に、以下の記事をアップしていました。

配当投資家なら気になる・・アメリカ市場も四半期決算を緩和する方向なのか

日本とアメリカだけに絞って話をしますけど、上場企業が義務を負っているものに「決算報告」がありますよね。 日本ではいち早く2024年4月以降に作成する「四半期決算報告」が廃止されました。 それまでは3か ...

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米国の上場企業のほとんどが「年4回配当」を実施していて、その理由が「四半期決算報告」を義務付けているからであり、日本では手続きの煩雑さから四半期決算が廃止になった、というお話をしていました。

この米国企業の四半期決算というのは、配当をもらっている投資家からすると四半期ごとの報告と合わせて、定期収入が入って来るタイミングとなります。

配当を基準に投資する際には、配当利回りや配当性向などを気にしながら銘柄を購入されているかたもいるでしょう。

配当を受け取る立場からすると、株を持っているだけでその企業が生み出した利益の中からお裾分けを頂けるのは嬉しいものです。

ただし企業に十分な利益が出たからと言って、それを必ず「配当」に回すと言う企業の判断の良し悪しは、また別のお話となります。

配当に回すのか、企業の再投資に使うのか、それとも自社株買いで株価の価値を高めるのか・・・

企業の優秀な経営陣には、常にこのような3択を迫られます。

先日、偶然会った知人と投資に関して雑談している時に「配当株に投資した方がいい?」と質問されました。

こういった疑問は投資を始めたばかりの人も抱えるかもしれないと思い、今回少し配当株について書いてみたいと思います。

配当株だけを購入すればいい?

上の記事内で「筆者は米国の配当株を持っている」という書き方をしました。

確かに配当を重視して購入している株式もありますが、それだけではなく企業の将来やそれに伴う値上がりも考慮した成長株も同時に購入しています。

配当株でも、企業の財務状況や増配の可能性、その企業が属する国の貿易収支など経済面やカントリーリスク、税率などの状況は調査しておく必要があります。

米国もそうですけど、特に国の情報も含めた外国の企業情報などは、個人ですべてを調査するのは困難です。

そのため、そういった情報を提供してくれるサービスを利用するようにします。

無料・有料ともに様々な情報がありますが、質がいいのはもちろん有料の情報となります。

それでもピンキリなどで自分に合った投資情報を探すようにしてください。

それでいくと、配当を重視した銘柄でも値上がりを重視した銘柄でも、どちらも企業情報を読み解く必要があり、ただ単に「配当利回りが高いから」、「配当性向が適正だから」だけでは配当株を選べないわけです。

配当株の税金

配当株の税金についても考慮しておきます。

日本の証券口座で米国株の配当株銘柄を購入した場合、受け取る配当金には米国でまず10%の税金が徴収されます。

その後、日本で20.315%の税金が徴収されます。

NISA口座で運用していれば日本での税の徴収はありませんが、米国での10%は必ず差し引かれます。

外国で徴収された税金を戻すための「外国税額控除」を使ってもいいのですが、NISA口座で運用している場合は外国税額控除の対象外となります。

一般口座もしくは特定口座で運用されている場合は、確定申告をすれば「外国税額控除」や「損益通算」も可能になりますが、これらの適用がなければ全部で30.315%の税金が引かれるのです。

またADRで米国以外の株式を購入する場合、その国の税率が適用されます。

例えばブラジルの企業に投資する場合、配当金には15%が課税されます。

そういった面も考慮すると、必ずしも配当株だけに偏らず、企業の業績を見ながら発生する経費も考えながら銘柄を選定していきたいですよね。

配当は株主への貢献ではない

配当を受け取る投資家側にとってみれば、定期的に収入となる配当は魅力でしょう。

しかし企業によっては、毎年増配する企業もあれば、無配当を貫く企業もあるわけです。

無配当は、決して投資家たちに利益を配分したくないのではありません。

配当を準備して、支払うたびに毎回税金が発生するのであれば、企業の再投資や自社株買いで株価が高くなった方が、投資家への貢献度が高くなる、と考えてくれている場合もあるのです。

つまり同じように利益が上がっている企業であっても、経営者の判断一つで、配当として還元するか、自社の事業を大きくするかは変わってくるわけですね。

配当株への投資は決して悪くありません。

特に毎年増配している企業や事業が健全な企業で、年利4~5%くらいの配当を出してくれるのであれば、このような企業に集中的に投資するのも悪くないでしょう。

ただ投資先の決め手となるのは、やはり企業の体質や将来性などであり、その結果として配当が潤沢だったり何倍も成長したりというプロセスの方が、筆者が購入する銘柄に関しては多いかもしれません。

(まとめ)

というわけで、自分の銘柄選びの基準に「配当の利回りが高いから」とか「株価が急上昇しているから」のような考えだけで判断はしていない、というお話でした。

もちろん選定した時に、配当株と意識して購入したり、成長企業と意識して購入する時はありますけどね。

なぜ「配当株が魅力的に映るかというと、特に米国株の配当は短いサイクルで入金されるので、貯金のようなイメージを持たれるかたも多いからでしょう。

気を付けたいのは、例え増配を続けている配当株であっても企業の業績が悪くなれば減配もあるし、株券自体が消えてなくなる可能性も当たり前にある、と言う点だけは理解をしておきたいところですね。

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