先日、テレビ番組の「クレイジージャーニー」で、人力で世界一周している「岩﨑圭一」氏の特集をしていました。
岩﨑氏のX
岩﨑氏は、ただ世界一周をしているだけでなく、「人力以外は使わない」というルールを自分に課しています。
つまり車や飛行機、船などは使わず自分の力で動く物だけを使って、世界を巡っているのです。
その筆頭が「自転車」ですね。それもママチャリです。
1日に使える移動距離も少なければ、壮大なる寄り道をする場合もあり、29歳で日本を飛び出してから24年間、現在に至るまで一度も日本に帰国していないというぶっ飛んだ人生を送っているかたなのです。
「お金とは、人生とは」をたまに語っている当サイトでも、このかたの人生に触れるのは恐れ多くてただ敬服するばかりですね。
でも映像でこのかたを見ていると、とても楽しい気持ちになります。
ご本人の笑顔から人生を謳歌しているのが伝わって来るし、毎日を楽しんでいるのがありありと伝わってくるからです。
だからと言って、同じように真似できるかと言われれば、それは難しいかもしれませんけどね。
岩﨑氏を見て「自転車で世界中を旅しているだけで、24年も日本に帰ってこない変わった人」に見える人もいれば、「生き方を羨ましく感じさせてくれる凄い人」に見える人もいるでしょう。
どこを真似すればいいかと言うと、自分がやろうと決めた仕事でも遊びでも人生をまずはとことん生き抜いてみる、という生き方ではないかと思うのです。
本当に精一杯人生を生きていると、それが他の人や社会に刺激を与えるぐらいにパワーを持つものです。
周りがみんなその生き方に興味を持つからですね。
そこには名誉もお金も関係なく、ただその「生き様」が人を引き寄せ、結果金銭面や旅の補助をしようと応援する人が出てくるわけです。
岩﨑氏の生き方をただの道楽だと冷めた目でしか見られない人は、同じように「自分は今とことん生き抜いている」と思えるものを思い出してみましょう。
そしてそれは1人の人や身近なコミュニティを動かすほどの真剣なものであるかどうかを図ってみるといいでしょう。
もしかすると自分の生き方を正当化するために、常識では考えられない行動をしている人に対して、どこか自分の優位性を保とうとしているだけなのかもしれません。
岩﨑氏の生き方に何か触発されて色々思うところが出てきた人は、「自分の本当にやりたいもの」がまだ奥底に眠っているかもしれません。
すべてにおいて、後は「やるかやらないか」なのです。
おそらくやらなかった場合はやらない理由を見つけて、断念してしまうのですね。
「精一杯やりたいものが本当はあるのに」といつも思っている人は、今回の岩﨑氏の生き方に何か心打たれ、羨ましく見えてしまったのかもしれません。
後から振り返った時、自分の人生を精一杯生きてくれば、語り尽くせないくらいの濃密な内容が溢れ出るのではないでしょうか。
思わず自分が過ごしてきた人生を振り返ってしまいます。
たとえ「常識」とか「それが普通と言われるもの」から外れたものであっても、もちろん常識的と思われるものであっても、真剣に取り組み、人や社会に良い影響を与えるだけでなく、その熱意に共感してもらえるような人生を送れてきたのか、と。
岩﨑氏の人生を見ていると本当に考えさせられます。
自分の周囲の人で、何かもの凄く輝いて見える人がいるのなら、それはその人が今の人生を懸命に生きている最中なのかもしれませんね。
岩﨑氏の特集は反響も大きく、テレビで見たかたは結構いらっしゃったと思います。
これを「ただの道楽」と笑うだけか、「生き方に共感」して何か熱いものがこみ上げてきたか、あなたはどちらでしたか?


