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フリートーク

2024年の「移住したい自治体ランキング」を見て思う

2025年1月7日

今は、移住をサポートしている自治体が増えましたね。

その理由は、もちろん田舎と呼ばれる人口減少地域への「人の流入」もあるのですが、年々増加する空き家への対策もあるでしょう。

一方、移住したい人達が気にしているのは住みやすさや自然の多さなどの環境はもちろんですが、病院や学校、働き口などの生活のインフラの便利さを気にするかたも多いかと思います。

実際に筆者が移住者なので、毎年移住に関する話題は気にしているのですが、今年の「田舎暮らしの本」が発表したランキングを見ながら「田舎暮らし」の本質について思うところを語ってみようと思います。

都道府県で人気なのは?

移住先として人気なのは、以下の都道府県です。

  • 長野県
  • 沖縄県
  • 北海道
  • 静岡県
  • 岡山県
  • 山梨県
  • 千葉県
  • 大分県
  • 兵庫県
  • 鹿児島県

年々、都心部から相当離れた場所でも人気ランキングに顔を出すようになりましたね。

筆者が暮らす北海道、それと南国の沖縄県に関しては毎回移住ランキングの常連なんですが、それ以外でも岡山県、大分県あたりは常連になりつつあり、鹿児島県も10位以内にランクインしました。

昔は移住と言っても、それこそ都心部から少し離れた場所に暮らし、「現在の仕事に影響が出ない範囲で移住する」という考えのかたも多かったと思います。

現在では完全に自由業・自営業、クリエイターなどに転身するかた、とりわけ自由業だと移住計画と移住後の暮らしそのものをコンテンツとして公開し収益を得るためのYouTuberを始めてしまったかたも多いかもしれません。

空き家を購入してリノベをしてカフェを開いたり、DIY用の作業小屋を建てたり、自宅兼オフィスとして使ったり、田舎は広大な土地を安く購入できるのが魅力なので用途も様々です。

都道府県レベルでの現場レポート

田舎暮らしそのものをコンテンツにするやり方は、今だと結構難しいかもしれません。というのも元々そこで暮らしていたかたも普通にYouTubeで地元の情報発信する人が増えたためです。
小屋づくりなどのDIYやガーデニングなど田舎の広大な土地を生かした趣味や実益を兼ねたコンテンツは伸びる可能性がまだまだありそうです。
そのため、現在住んでいる場所から遠くの町に移住しようと思う場合は、暮らしに必要な収益分を確保できる仕事は持っておいた方がいいでしょう。オンライン、オフラインに関係なく移住先でやりたい仕事があればまずはそこに注力した方がいいかもしれませんね。
物価が安い田舎とは言え、「インフラゼロ」・「自給自足」でもない限りゼロ円で暮らせるわけではないので経費計算は必要になります。

市町村で人気なのは?

各市町村単位で見ると移住者が増えたランキングは以下の通りです。

  • 茨城県境町
  • 山梨県丹波山村
  • 長野県栄村
  • 大分県由布市
  • 大分県豊後高田市
  • 奈良県下北山村
  • 長野県上松町
  • 熊本県西原村
  • 長崎県小値賀町
  • 長野県佐久市

こう見ると、都道府県1位の長野県はやはり強いですね。

細かく見ると、やはり都市部に近い市町村が人気が高かったり、近隣にインフラが整備されている市町村が人気だったりします。

1位の境町は埼玉県に住んでいる頃、利根川を渡ってすぐのショッピングモールにたま~に行っていましたが、正直それほど魅力のある町には見えなかったんですよね。

今でこそ、圏央道が開通して埼玉県や東京都の西の方に行きやすくなりましたが、電車の駅がまったくない(もしくは埼玉県の駅を使う)ような電車の空洞地域でもあるのです。

事情を知っている筆者からすると、なぜそんなところが・・と思ったのですが、25年間境町の定住促進住宅「マハロタウン」に住み続けるとその家と土地が無償譲渡されるらしいのです。

それ以外にも、入居希望の倍率の高い「マハロタウン」に住めなかった人が賃貸で暮らす場合の家賃補助や、町内を走る無料の自動運転バス、東京方面への高速バスなどインフラも充実しています。

やはり定住促進を打ち出している自治体には、人が集まるのかもしれませんね。

市町村レベルでの現場レポート

田舎の市町村に移住を決める人は、だいたい「旅行などで訪れた時にここに住みたいと思った」という人が多いかもしれません。
ただ、移住する前に自治体に払う税金に注意しておいてください。
観光客が多いとか、産業で潤っているとか市町村の会計が黒字であっても、住人が払う税金が安くなるとは限りません。
意外に、その町と決めたらもう近隣の町が見えなくなってしまうかもしれませんが、1つ隣町に住居を構えた方が税金が物凄く安くなるという可能性はあります。
その町に移住して受ける恩恵に魅力があるならまだしも、感情的に「その町に住みたい!」と思っただけであれば、税金に少し注意を払うと考え方が変わるかもしれません。

人口3万人以上5万人未満で人気なのは?

さて、最後に人口としては多くないけど少なすぎでもない「3万人以上5万人未満」の総合ランキングについて見ていきましょう。

  • 岐阜県恵那市
  • 島根県雲南市
  • 山口県萩市
  • 山梨県北杜市
  • 鳥取県倉吉市

町のインフラや仕事など総合的に考えてあまり田舎過ぎずかと言って人がそれほど多いわけでもない、いわゆる「地方都市」の場合、注目されるのはやはり子育てかもしれませんね。

1位の恵那市は、筆者もまったく訪れた経験がないので場所を地図で確認しました。

結構、名古屋市や岐阜市の中心からは外れた位置、長野の県南に近い場所にあるんですね。

「中心地の市街地」→「自然が多い」→「子育てしやすい」という流れがあり、移住者をサポートする体制が充実しているのが人気のようです。

2位の雲南市は、子育てに加え若者の企業支援の充実、3位の倉吉市は、シニア世代がボランティア活動に応じてポイントがもらえる「くらよし介護支援ボランティア制度」が人気ですね。

地方都市での現場レポート

そもそもこのランキングって「田舎暮らしの本」が送付する全314項目のアンケートに回答した自治体が対象となっています。
つまり、回答していない自治体も数多くあるわけで、回答できない理由は様々あると思いますが、「特に住民誘致の対策をしていない」つまり、回答できない自治体も多くあるのではないかと思っています。
筆者の周辺地域の自治体はアンケートに答えていない自治体が多いですね。
例えランキングの上位に入らなくてもアンケートに答えている自治体は、子育てや起業、シニア世代など住民誘致への対策をしっかり考えていると受け取っていいのではないでしょうか。

(まとめ)魅力的な街がいっぱいある

こういったアンケートを見ると、自分の知らない土地やその土地が持つ風土というのは、同じ日本に住んでいるのに知らないところばかりですね。

魅力的な街がたくさんあり、そこに移住した色々なかたが挑戦されている姿を見るのは、同じ移住者として励みになります。

今回のランキングで内陸が多かったように感じたのは、やはり震災を懸念してというのもあるかもしれません。

一つ、海沿いに魅力を感じている人達にお伝えしておきましょうか。

冬に雪が降る地域で海沿いに住むと、深々と降る雪と波の音で癒される・・と思うかもしれません。

いや、確かに癒しにはなるのですが、それ以上に「サビ対策」が結構大変です。

潮風は、家の外壁やシャッターなどのサビの原因となりますし、道路に巻かれる融雪剤は車のサビの原因にもなります。

北海道の一部の雪が少ない地域は、海水を道路に撒くところもあります(笑)

海の景色も魅力ですし、サビ対策をきちんとすれば快適なのですが、住居を構える場合は適度に内陸の方がいいのかもしれませんね。

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