先日、ストレスの話から「寒冷刺激(水シャワー)」での健康法について話した記事がありました。
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この記事についてマサルンさんから問い合わせをいただきましたので、ご紹介したいと思います。
ストレスは悪いだけではない!適度なストレスをかける「水シャワー健康法」で免疫力アップ!
の記事を読んで質問したいです。
水というのは、本当に一番冷たい水でやるんですか?
また、どれくらいの水圧でどれくらいの時間掛ければいいのかもう少し教えてください。
マサルンさん、ありがとうございました。
筆者は医療関係者でも医術を志す人間でもないので、筆者が詳しく教えてしまうのは誤解があるといけないと思い、やり方や詳しい内容については少しぼかして書きました。
どの本を参考にしているかは前回の記事に書いているので、できれば本を実際に購入して実践してほしいなと思います。
しかし、このまま終わっては「なんて冷たいやつ!」と別の冷たいシャワーを浴びそうなので、ここでは筆者がどのように実践しているかだけをお伝えして回答とさせていただきたいと思います。
その前に、効果のほどを少しお話しておきましょう。
水シャワー、つまり「寒冷刺激」をやり始めてからまだ2カ月くらいなのですが、毎日お風呂に入るようにしています。
これまで、冬の間は入らない日もあったのですが、寒冷刺激のため冬でも毎日お風呂に入るようになりました。
ただし、浴槽に入るのはたまにで、ほとんどはシャワーで済ませてしまいます。
冬のシャワーだけでも「寒冷刺激」はできると思いますし、その理由は後述します。
この環境で、体重はほんの少しだけ痩せた気がしますが、それよりも夜熟睡できるようになった方が大きいかもしれません。
メタボ効果もあるので、続けていけばもっと痩せられるかもしれませんが、「疲れが取れる」からの「睡眠の質が向上した」方が嬉しいかもしれません。
では、筆者がどのように「寒冷刺激」をやっているかをお話します。
最初に、水シャワーを当てる体の場所は、背中の肩甲骨の間、首筋から少し下がったあたりの位置になります。
お坊さんが滝の荒行をしている時に、滝の水を当てている位置が正に「褐色脂肪細胞」がある場所です。
まず、水シャワーを浴びる時間は「20秒×3セット」と言われていますが、筆者は「30秒×2セット」でやっています。
順番としては、以下のようになります。
- 熱いお湯のシャワーで頭や体の全体を洗い流す
- シャンプーを使う場合も湯シャンの場合も同じように熱いお湯で頭を洗い流す
- 1回目の水シャワー30秒
- ボディシャンプーを使う場合もお湯洗いする場合でも体を熱いお湯でよく洗う
- もうすべてを洗い終えて風呂から上がれる状態にする
- 2回目の水シャワー30秒
- 上がる
湯シャンや体のお湯洗いはお風呂の入り方なので、ここでは割愛します。
シャワーの水圧は、それほど強くしていません。
体に当てても痛くない程度ですが、チョロチョロと弱くもありません。
水温は、シャワーの目盛りが表示されていないタイプなので、アバウトですが普通に触って冷たいと感じる水です。
1回目の水シャワーの前に、浴槽には入れれば浴槽で、シャワーだけの場合でも体を良く温めます。
そして、2回目の水シャワーが終わった後は、そのままお風呂から出ます。
もし、「20秒×3セット」でやるのであれば、考え方は同じです。
最初に熱いお湯で全体を洗い流した後に1回目、頭を洗った後に2回目、最後は上がる直前の状態にして3回目です。
最後は、体を冷やしたからと言ってその後に熱いお湯を掛ける必要はありません。
そのまま、最後の水シャワーが終わったらお風呂から上がりましょう。
やってみると分かるのですが、最後が水シャワーで終わっているのに、上がってからも体が熱いんですよ。
水を当てていた部分を触ると皮膚は冷たくなっているのですが、全然寒くないのです。
これが、冬のシャワーだけでも「寒冷刺激」ができる理由です。
最後に、もし「体に合わない、辛い」と思ったらやらない方がいいです。
筆者も辛いのは今でも辛いのですが、慣れてくると「ひゃー」とか言わなくなります。
筆者の住む北海道のような寒い地域だと、水道が凍結しないように冬の家の中は暖かいので、お風呂上りもまだ楽なのですが、家の中が寒いと辛いかもしれませんね。
ただ、不思議と最後の水シャワー後にそのままお風呂から上がっても、本当に体は寒いどころかむしろぽかぽか熱いので、是非一度試してみてください。
くれぐれもお風呂に入って、水シャワーだけで終わらないように注意してくださいね。