なんだか今、北海道で「ドローンサッカー」というスポーツが熱いらしいのです。
ドローンとeスポーツが合体したような感じで以下のようなルールがあります。
ルール
- プレーヤーは1チーム5人
- 1人1台フィールド外からドローンを操縦
この5人の陣形の内訳は以下のようになります。
- 攻撃は2台
- 守備は3台
ドローンサッカーは、同じチームでも攻撃と守備が完全に分かれます。
得点方法
攻撃のドローンが、相手陣地のゴールを正面から通過するとゴールとなる。
ゴールの穴は、ドローンが通過するのにギリギリの大きさなので、操縦者の腕が必要となります。
このドローンの操縦が結構難しくて、初心者だと右に行きすぎたり上に行きすぎたりなどでコントロールがきかなくなり、思うようにゴールの穴に通せないのです。
ドローンは球体のオブジェの中に入っているので、ドローン同士はぶつからないのですが、この球体を相手の球体に充ててゴールを阻止するわけです。
ドローンの操作は、テレビゲームのリモコンのようなもので操作するので、実際は専用のコート上で行うのですがゲーム感覚で試合ができるようになっています。
北海道では、今年(2024年)の10月に「北海道知事杯ドローンサッカー大会2024」が開催されました。
ページを見るとお分かりのように、小さい子供から高校生、大学生、社会人まで幅広い年齢層が参加できます。
優勝したのは、高校生チームのようですね。
そして、北海道でドローンサッカーの普及が進む過程で、来年2025年にはなんと韓国で「ワールドカップ」が開かれるというじゃありませんか!
YouTubeでドローンサッカーを検索してみると、日本全国でチームが作られていたり、組織運営されていたりと全国的に盛り上がりそうな勢いがありますね。
年を取ってからでもできる「手を使うサッカー」が、今後はスポーツの一大ブームを巻き起こすかもしれません。
「ドローン」と言うと、身近な使い方では高いところからの動画撮影や写真撮影、森林など人が入っていけない場所の調査に使われますし、広い農場などの農薬散布や荷物の運搬などにも使われています。
広義だと戦争の道具にもなってしまうほど利便性の高い機械でもありますが、一方で大型のドローンの場合免許の取得が必要だったりラジコンのように手軽に飛ばせない部分もあったりして、一般的に普及がされていないものとしての認識が高いかもしれません。
ドローンサッカーはスポーツだけでなく、ドローンに実際に触れる、さらにはドローンの操縦そのもののレベルアップにも役立つそうで、これから手に入れて使おうと思っているかたはこのドローンサッカーをまずは体験してみるのもいいかもしれませんね。