当サイトでもテレ東のドラマ、「晩酌の流儀」シリーズを何回か語ってきました。
「晩酌の流儀」は、会社員の女性が自宅での晩酌を楽しむグルメドラマで、合わせて作る料理が毎回自宅での晩酌を引き立ててくれます。
実際に真似して作れるような手軽な料理がいくつもあり、料理の食材はスーパーや地域の肉屋・魚屋・八百屋などで買えるようなものばかりです。
いつか誰かに「晩酌の流儀」を勧めようと思っていました。とうとうそのチャンスがやってきたのです。
とある一人暮らしをしている男性の知り合いに、この「晩酌の流儀」に出てくる料理は結構簡単に作れるし安上がりで済むかもよ、という話をしてみたのです。
ところがこのかたは「晩酌の流儀」を知っていた上に、なんと「酒のつまみを雑草で調理している」と返してきたのです。
意気揚々と大好きな「晩酌の流儀」の話で盛り上がろうと思っていたのに、出鼻をくじかれてしまいました。
雑草???
いや、筆者の家の庭にも確かに色々な雑草が生えております。
何年か前までは、何の名前か分からないレタスの葉のようなものをまとった雑草とか生えていましたけど・・。雑草を調理?
そちらの方に俄然興味が湧いてしまったので、今回はこの雑草について少しお話してみたいと思います。
タンポポは少し苦い
まず道端にも生えているタンポポ(主に西洋タンポポ)は、雑草調理の定番でサラダやお浸しにちょうどいいそうです。
西洋タンポポだと北海道であれば春から秋にかけて花が咲いているし、温かい場所だと1年中咲いているので、結構取りやすいと言いますしね。
タンポポは筆者の自宅の庭にも、砂利の部分に結構生えているのです。
北海道道南の家が点々とした田舎なので庭は結構広いのです(笑)
タンポポなど放っておくとすくすくと成長していきます。
ただし我が家の場合、縄張りにしている野良猫が2,3匹いるので、彼らがおしっこなどを掛けているのではないかと思い、例え洗ったとしてもさすがに食すのは躊躇するのです。
しかしこのかた曰く、タンポポは元々野菜として栽培されていたので、小さい頃は良く食べていたそうで今でも抵抗はないのだとか。
ウインナーやベーコンなどと一緒に茎や葉を油で炒めて食すのが少し苦みがあって一番美味しいと言い、一番良く調理する方法のようです。
エゾノギシギシ
筆者の庭にもこのかたの近所にも、そして田舎道の道路沿いには結構あちこちに生えています。
この花はもの凄く酸味があって、茎を煮詰めてソースにしたり、葉を湯がいてスープにしたりするそうです。
この花自体が大きく、茎や葉や根のどこでも食せるので量には困らないようですね。
このかたが元々札幌にいた時に山菜としてよく積んでいたそうで、食べ慣れているとは言えあまりおすすめはしないと言っていましたね。
味が少し独特なので、受け付けない人も多いのだとか。
いずれにせよ筆者は、タンポポほど食べようとはあまり思わなかったですけどね。
シロツメクサ
これは春から夏にかけて良く道端で見かける花ですね。
花の部分も食べられるので、そのままサラダに入れてもいいようです。
昔は花に塩をかけておやつとしても食されていたそうで、そのような地域で暮らしていたこのかたのご両親から教わったのだとか。
マメ科の花なので、茎や葉をゆでると豆の香りが強くなるようですね。
タンポポに似た白い花、という意識しかなく、いつもスルーしていたこのシロツメクサが豆のような香りを出すなんて全く分からなかったです。
タンパク質を多く含んでいる花なので、栄養価もありエネルギー補給にもいいようですね。
(まとめ)野菜の代わりに
まだいくつか種類を聞いたのですが、筆者の庭や近隣でよく見るのはこの3種類でした。
普通に蕗やフキノトウは庭にジャンジャン生えるので、それは取っていましたけど他の雑草までは目が向かなかったです。
蕗も雑草ですけどね。大きくなると傘になるのでその下で野良猫が涼んでいたりします(笑)
今回の2つも含めて、雑草には野菜と同じようにビタミンの取れるものも多いと聞き、少し雑草の見方が変わりました。
今後は「食す」ための雑草探しをして、おつまみレシピを作っていけたらいいですね。




