個人も世界もパニックになっていますね。
4月7日、女優の広末涼子氏が新東名高速道路の掛川パーキングエリアを出てすぐの粟ヶ岳トンネルで大型トレーラーに追突するという交通事故を起こしました。
乗用車にはマネージャーと名乗る男性が同乗していましたが、運転していた広末さんが軽いけがを負いました。
事故後は車から降りて道路に座ったり、歩き回ったりするなど落ち着きのない様子だったと報じられていて、搬送先の島田市内の病院では女性看護師に対し、右足で複数回蹴ったり、腕を引っ掻いたりするなどの暴行を加え、怪我を負わせた疑いが持たれています。
所属事務所は、広末さんが搬送先の病院で一時的にパニック状態に陥った結果、医療関係者に怪我を負わせてしまったと説明していますが、その後の取り調べでも会話が成り立たないなど言動に不審な点があると言われていました。
芸能人の不祥事が発覚すると、所属している芸能事務所の株価が急落します。
もっとも上場している事務所に限られるのですが、今回の広末さんの場合は個人事務所なので特に影響はないでしょうけれども、代表取締役という肩書きのため、世間に与えた印象は相当悪くなってしまいました。
個人事務所を起ち上げて間もないようですが、支えてくれたスタッフたちの心情を思うとちょっとやりきれないですね。
また、世界を見てみるとアメリカのトランプ大統領が完全に主役となっています。
表敬訪問したMLBロサンゼルス・ドジャースの大谷選手を見て「映画スターのようだ」と言っていましたが、現在映画スターのようになっているのは各国へ関税を発表したトランプ氏の方ですね。
いつの時代も「~ショック」というものが起こりますが、今回も主要な株価指数が軒並み値を下げたので、急激に含み損が膨らんでいる個人投資家のかたも多いかもしれません。
米国の個別企業に投資している場合は、本来このタイミングであれば相当割安になっているので買い増ししたいところですが、VIXが上がり続けている段階ではもう少し米国経済は下落していきそうです。
「日本も世界もパニック」と言われていますが、ドルに対する円の価値の推移を見てみると、関税24%はそれほど厳しい数字ではありません。
ドル/円が100円から110円くらいが常だった時もありますし、70円くらいまで円高だったときもありますが、それに比べれば現在の円の価値でこれくらいの関税ですから、日本の経済力であればやっていけるはずなのです。
株価もそうですがメディアは群衆の恐怖を煽るのが好きなのです
日本人を自信喪失にさせる報道が、国内のメディアから出てくるのが解せないですが、一番の問題は現在の自民党の外交能力や対応能力です。
これだけ国から個人が持つお金を搾取されたら、普通は国力が低下するはずですがまだまだ踏みとどまっていられるのは日本人の強さの証拠です。
個人的には疲弊しているかたもたくさんいるでしょうけれども、この2025年をまずは乗り切りたいですね。
そのためにもまずは夏の参院選で、本当に必要な政党を選択しなければなりません。