マインドマップを使っている人は結構多いと思います。
知らない人のために簡単に説明しておくと・・
自分の内に秘めたアイデアや今後の目標などを系列順に書き出していくと頭がスッキリするツールです。
マインドマップを描けるソフトウェアは、昔から様々なものがあったのですが、最近ではやはりサブスクタイプが圧倒的に多くなりましたね。
さて、現在でも人気のある「マインドマップ」は、いくつかあると思いますが、筆者は「MindMeister」の有料版を使っています。
今回は、これからマインドマップツールを使ってみたいかたが、無料で使うにしても「MindMeister」を選択した方がいい理由を書いていきたいと思います。
無料ユーザーであっても、他のツールと比較すると以下の3点で1歩抜きんでています。
- クラウドで利用できる
- ノード数に制限がない
- マップ数も3つまでは無制限に作成できる
クラウドで利用できる
おそらく無料ユーザーとして一番人気のあるマインドマップツールは「Xmind」になるかな、と思います。
無料で利用できる範囲が他のマインドマップツールよりも広いからですね。
しかし、「Xmind」は少し前までクラウドが用意されていなかったのが難点でした。
最近は無料ユーザーでも1マップだけは作成できるようになりましたが、どちらかと言うとやはり「デスクトップアプリ」のイメージが強く、クラウド版は他のツールと比べても非常に使いづらい感じがしますね。
一方、「MindMeister」は、逆にクラウドでのみ利用できるツールとなっています。
クラウド版が用意されている他のマインドマップツールと同様に、グーグルアカウントを持っていれば簡単に利用できますし、無料で使ってきたデータもそのまま有料プランへと移行できます。
ノード数に制限がない
無料ユーザーで「Xmind」と並んで人気の高い「EdrawMind(旧:MindMaster)」があります。
しかし、「EdrawMind」は、無料ユーザーの作成マップ数に言及がないので、いくつでもマインドマップを作成できるのかと思いきや、「ノード数が全部で100未満」という制限があります。
ノード数とは、「節の数」だと思ってください。
例えば、以下のようなマインドマップを作成していたとします。
トピックからトピックを結ぶ節を1つ作成すれば、それは「1ノード」と数えられます。
上の場合、全部で10ノードあるので、マップ数がいくら作成できても「ノードが100未満」だと、少しボリュームのあるマインドマップを作成するとおそらくあっという間に使い切るでしょう。
それであれば、作成できるマップ数は少なくてもいいので、ノード数が無制限の方がまだ使い勝手はいいかもしれません。
マップ数も3つまでは無制限に作成できる
「マップ数が3つまで」という制限は、はっきり言って少ないと思います。
その点、クラウドで使いづらい「Xmind」は、無料ユーザーのマップ数の制限はありません。
ただ先ほども書いた通り、ノード数に制限がないため、1つのマップに大量のデータを放り込んでも完成させられるのは、大きなアドバンテージになるかもしれませんね。
マインドマップの開発はお金を生む
マイクロソフトは、「Visio」という図面作成アプリを開発していますが、「Microsoft 365ライセンス」を持っていると、VisionのWeb版を利用できるようになっています。
しかし、マインドマップの図形をテンプレートから作成する場合は、「Microsoft 365ライセンス」以外に「Visioのライセンス」が必要となります。
また、Visionの代替ソフトを謳っている「Lucidchart」というアプリは、マインドマップを作成できても1ファイルで利用できる図形の数に制限があります。
つまり、先ほどの「ノード数の制限」と同じ制限ですね。
これらのように、開発側からするとマインドマップはお金を生むツールなわけですから無料ユーザーに大盤振る舞いはしてくれません。
その中でも「MindMeister」は比較的制限としては楽な方だと思います。
マインドマップツールを取り入れたいこれから利用しようと思っているユーザーは、「MindMeister」の利用を検討してみてください。