良く行く温泉施設にマッサージチェアが2台置いてあります。
1回100円で15分くらいですかね、ガーガー、ゴンゴン体をマッサージしてくれるのですが・・。
実は、このマッサージチェアは2台とも、100円玉を投入しなくてもスタートボタンを押すとマッサージが始まってしまうのです。
これ、今から7,8年前くらいには既にそういう状況だったんです。
その当時、知り合いから「〇〇温泉って行ったことある?」と聞かれた話からマッサージチェアの話になって、「あれ、金入れなくても動く(笑)」と聞いたのが最初でした。
「ホンマかいな・・たまたまじゃないか」と思いながら、次の温泉機会にマッサージチェアをお金を入れずに試してみたのです。
見事に動いたんですよ(笑)
それも15分きっちりと最後までです。
その後も無料で使っているのかどうかが今日の主題ですのでこのままお読みください(笑)
先の知り合いは、「いつも2回はやる!」と豪語していました。
おそらくこの当時は、まだお金を入れなくても動いてしまう事実があまり知られていなかったと思うので、一人で2回も可能だったかもしれませんが、今では結構知るところとなってマッサージチェアは大人気のようです。
まぁ、人気の理由はどうあれですけどね。
その後、あまりにもこの「お金の投入機」が機能しない日々が続いたので、仲の良くなった温泉施設のスタッフにこの件を話してみたところ、実は施設側はちゃんと把握していたのです。
それでも、経営者が「直さなくていい。それならそれでもいい」とまさかの黙認でそのままやり過ごしていたらしいです。
さて、こういった状況になった場合、3通りの人が存在しているのが分かりました。
- お金を入れずにマッサージをしていく人
- 風呂に入る前と入った後で、お金を入れずに複数回マッサージをしていく人
- 敢えてお金を入れてマッサージをしていく人
まぁ、多くの人はただでやっていきますよ。
たかが100円かもしれませんが、温泉に行く度となるとそれなりに大きくなりますからね。
いわゆる「しめしめ」という感じでしょうけれども、経営している側が「それでお客さんが温泉に入りに来てくれるなら」という思いで黙認しているのであれば別に問題はないと思います。
修理したくなったらいつでも修理はできるわけですから。
先の知り合いもこの話を交わした時は、いい笑顔でしたしね。
一方で、お金を入れなくても動くと分かっているのに、敢えてきちんと100円を投入してからスタートボタンを押している人も結構いたようです(施設スタッフ談)。
筆者もその後、100円玉を1度だけ投入してみたんですが、投入機の中で硬貨の中に100円が落ちていくような音がしていました(勘違いかもしれませんが)。
つまり、「100円を得する」という考えではなく、「お店側が決めたマッサージチェアの正規の利用料をきちんと支払う」という考えなわけですね。
おそらく、こういう考えに至る人は、元々しっかりとした規律を持っているかたか、あるいは仕事ではマネジメント層のかたなどではないかなと思います。
施設の運営、会社の経営というのは大変だと分かっているので、敢えてきちんと支払っていく人が多いのでは、と見ています。
さて、筆者はこの話を知った以降、どのように使っているかと言うと・・・。
100円玉を投入せずにマッサージチェアを使っています(おいおい)。
これには理由があります。
まず、「お金を取らないつもり」という施設側の意向を知っているので、投入機にお金を入れられたらかえって面倒になるかもしれないと思ったからです。
それであれば、その100円という代わりを他で余分に消費すればいいのです。
温泉上がりには必ず牛乳瓶を1本買いますが、それとは別に飲み物を買うようにしています。
もちろん、客側としては1本100円では収まりませんし、施設側としては仕入から差っ引いた後に残るお金なんぞ微々たるものかもしれませんが、2本くらい買っておいてマッサージして、そして飲むというルーティンができ上がっています。
やはり、どんな企業や施設も運営を継続しているのであれば応援したいじゃないですか。
この温泉は本当に気持ちがいいので、経営を辞められると困りますしね。
この前書いた記事じゃないですけど、「100円得した」という考えは小さいので、もう少し物事を大きく捉えたいですよね。
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