ヌーラボが公開した「チームワークマネージメント実践のすすめ」を読んでみました。
最終的に、タスク管理に困っているならヌーラボが開発した「Backlog」を使えば解決するよ、というお話です。
現代のビジネス現場で、タスクの確認不足による円滑なコミュニケーションができない原因として「様々な違う部署同士や外部関係者とのやり取りが多く発生する」点を挙げていますね。
違う部署同士で敵対関係が生まれたり、組織外のメンバーとの意思疎通が図れないというのはツールが発達した現在でも良く聞く話ですが、そこで重要になってくるのが「チームワークマネジメント」になるというわけです。
ヌーラボが掲げる「チームワークマネジメント」の3つの要素は以下になります。
- 共通の目的や目標に向かってチームが協力して行動する
- 役割を明確にしチーム力を創出して成功に近づく
- リーダーシップを発揮する
結局、一つのチームになったのであればチーム内のタスクの進捗や完了したタスクを同じフォーマットで管理し、誰もが同じように確認できる必要があるはずです。
しかし、どうしても違う部署や組織外の人間が集まると、フォーマットがバラバラになりそれぞれのやり方で情報が集まってしまうため、チーム内のコミュニティが一向にまとまらないという場面が多くあります。
例えば、想定される行き違いには以下のようなものがあります。
- 誰がどのタスクを編集・更新しているのかが分からない
- チャットなどのコミュニケーションでタスクが混同してしまう
- メールやチャットでリーダーにお知らせするだけでタスクが更新されない
そして、これらの行き違いによるチームの乱れを解決するために必要な策が以下の4つになるというわけです。
- 各チームのタスク管理フォーマットを統一
- タスクの状況を瞬時に確認
- タスクと紐づけてメンバーとコミュニケーション
- 各メンバーに担当するタスクを可視化
これらをチームの中央に位置させるツールとして勧めているのがヌーラボが開発している「Backlog」となるわけですね。
このようなタスク管理ツールではおなじみの「ガントチャート」や「カンバンボード」はもちろんドキュメント管理や外部アプリとの連携もできるようになっています。
非常に優秀なツールであるのは分かるのですが、大規模な人管理が必要な企業向けとなるかもしれません。
部署を横断して管理しようというのだから当然と言えば当然ですね。
各プランとも、管理するユーザーは無制限(10,000人までを推奨)でプランニングされています。
その分、金額がどうしても高くなってしまいますね。
プロジェクト数を100個まで、ユーザー数無制限、ストレージが全体で30GBで「月額で17,600円」となり、プロジェクト数を無制限(ストレージが100GBになる)にするのであれば「月額で29,700円」となります。
既に、ChatworkやSlackなどのコミュニケーションツールで満足している場合や、管理するユーザー数が少ない場合は適切な大きさのツールではないかもしれません。
ただ、例え管理する人数が少なくても情報の共有や整理の悩みと言うのは尽きないですからねぇ・・・。
この手の話が中々解決しない企業のかた、もしくは興味のあるかたは、資料をダウンロードしてみてください(会社情報を少し入力する必要があります)。