最近、スマホのOneDriveアプリをアップデートしたらテレビへの「キャスト」ができなくなってしまったのです。
「キャスト」というのは、スマホのOneDriveに保存してある動画ファイルなどを再生した際に、その再生画面だけをそのままテレビに送って大画面で見られるようにするための方法なのですが、なぜか機能しなくなってしまいました。
メインスマホと家用スマホとタブレットで試してみてダメだったので、新しいバージョンになったアプリのバグなのでしょう。
まぁ次のアップデートの時には直るのではないか、と思っているのですが、キャストボタンが表示されるクラウドドライブというのは意外に少なくて、代替になりそうなドライブがないんですよね。
DropBoxやBox、Megaなど他のクラウドドライブでは、キャストボタンが表示されず、グーグルフォトであればキャストボタンが表示されるものの、テレビの音量が物凄く小さくなってしまったのであまり使えなかったのです。
そういった意味で、スマホで動画ファイルを開いた時に、キャストボタンが表示される「OneDrive」はとても重宝していました。
とりあえず、「OneDrive」の代わりに「ファイル管理アプリ」で何とかなりそうだったので、今回はこのアプリについて少しお話してみたいと思います。
現在、スマホで使っているファイル管理アプリは買い切りの有料アプリで「SolidExplorer」というものになります。
この「SolidExplorer」は、画像、動画ファイルのキャストはもちろんできます。
そして、ファイル管理と言う点で見ると、スマホ内だけの操作に留まらずクラウドドライブにも接続できて、クラウドドライブとスマホ内のファイルの転送が「SolidExplorer」上で簡単にできてしまう点が特徴となっています。
つまり、今までOneDriveに入れてあった動画ファイルをどこかに移さなくても、そのまま「SolidExplorer」でOneDriveへの接続情報を作り、スマホ内のSDカードへOneDriveからコピーする、と言う操作が可能になります。
ファイル管理アプリはそれこそ色々なものが出ていると思うのですが、正直「SolidExplorer」以外は使っていないので、このあたりの機能が標準で付いているのかどうか分かりません。
試しにグーグルの「Files」を開いて見た時にはキャスト機能はなく、他のクラウドストレージもアプリを開くだけで、「Files」上でクラウドドライブのファイル操作ができるわけではなさそうでした。
今回、「SolidExplorer」で難を逃れましたが「OneDrive」はいつキャストが復活してくれますかね~。
自分で撮影したmp4などの動画ファイルや、ダウンロードした動画ファイルなどがあって、テレビなどの大画面に表示したい時には「OneDrive」のキャストをお勧めしたいところだったのですが、時間が掛かるかもしれません。
・・・しかし、よくよく考えてみたらYouTubeにアップロードするというのも一つの手かもしれません。
スマホのYouTubeアプリは、キャスト機能が付いていますし、アップロードした動画を一般的に公開したくないのであれば「限定公開」にしておけば検索されないので自分だけで参照できます。
というわけで、スマホの動画を大画面で見るためにあれやこれやと語ってきましたが、そもそも動画もスマホの大きさで見られれば別にいいんだけど・・と言うかたには今日の話は無用の長物になってしまいました。あしからず。