犬や猫に限らず、小動物や鳥、魚などペットを飼っていらっしゃるかたは多いかもしれません。
この愛くるしい家族に、人間のご家族の皆さんは頭を捻って可愛いい名前を、いや、時には独創的な名前を付けたりすると思います。
筆者も猫を10人飼っています。
猫たちにとって、同居している人間はただの大きい猫だと思っていますし、人間も普通に猫たちに話しかけたり、(一緒に寝る子は)一緒に寝たりしますので、「～人」と数えています。
ご飯の時間なのに、見当たらない子たちがいる場合は「あれ・・2人いない」みたいな。
さて、ペットを飼っている人たちとはたくさんお会いする機会があって、そのたびに色々な名前をお聞きします。
ペットにもキラキラネームが増えている昨今、三毛猫に「ミケ」と付けたり、保健所から引き取ってきた犬に「ポチ」と付けたり、王道ともいえる名前の付け方をしている人は意外にも多いものです。
病院の診察室から「くろちゃんは次回まで様子見て、それから血液検査をしましょう。」と先生の言葉が聞こえ、”ありがとうございました”と患者さんである人間の退出の言葉と共に出てきた全身真っ黒の雑種犬を見た時には、「まんまやん」と心の中で呟いてしまいました(笑)
ペットを飼っているかたはどのように名前を付けていますか？
筆者は、以下の2つのルールを設けています。
- 他の子と音が被らないように一文字違いにも注意
- なるべく2文字で
まず、「音が被らない」についてですが、これは複数飼う場合です。
例えば「ジョン」と名付けたら次の子には「ゴン」とは付けない。
「じじ」と名付けたら「キキ」とは付けない、のような感じで同じ韻を踏まないようにしています。
「ひな」と名付けた後に「ひめ」という1文字違いも避けるようにしました。
後は、ここが今日のお話のツボで「名前は2文字にする」です。
結構特徴的な面白い名前を付ける場合は、長い名前になったりするじゃないですか。
例えば、ご主人様のように賢い犬になってほしいという意味を込めて「ももたろう」と名付けたとします。
でも、最終的にはこの子は「ももちゃん」と呼ばれるわけです。
3文字以上の名前を付けられても、ほぼほぼ2文字で短縮されるんですよ。
「山本五郎」という人間と同じような立派な名前の犬を飼っていた木村さんという人がいました。
このかたは、愛犬を「ヤマ」と呼んでいました。
「五郎はどこへ行ったん？」
と思ったのですが、突っ込むのはやめておきました。
こんなに立派な名前をもらっても結局は2文字になってしまう。
うちにも「ミルク」という3文字の子がいますが、「ミルちゃん」とか「ミル」のような2文字になっています。
「おかか」の「おかちゃん」、「しんたろう」の「しんちゃん」、「こんぺいとう」の「こんちゃん」に「はなこ」の「はなちゃん」。
まだまだたくさんいますが、どうですか？
3文字以上の名前を付けたかたで、その後は結構2文字で呼んでいるかたは多いのではないでしょうか。
でも、今結構人気な名前が「こむぎ」や「きなこ」や「おもち」といった3文字だったりするので、これからも可愛らしい3文字、4文字の名前は増えるかもしれません。
そういえば、人気YouTubeチャンネルの「もち丸日記」のもち丸君も下僕さんから「もち様」と呼ばれている時が多いですね。
なので、どうせ2文字で呼ぶようになるんだったら最初から2文字で付けるかぁ、と思い立ってからは2文字の子ばかりで韻をなるべく踏まないようにしています。
おかげさまで十人十色となり、呼びかけた名前で複数人が振り向くコントみたいなやり取りはなくなりました(笑)
