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フリートーク

昭和の記憶が蘇るパート1

2025年3月21日

2024年のドラマで話題となり、ついでに流行語大賞まで獲得した「不適切にも程がある」では、令和時代の今となってはあり得ない昭和時代の慣習がたくさん出てきました。

昭和時代を生きた人たちにとっては当たり前の話が、令和では「コンプライアンス違反」、「非常識」、「ハラスメント」と散々言われてしまうと「ふん、昭和の方が良かったわい!」とムキになって言い返したくなる気持ちはもちろんドラマと同様にあります。

でも、記憶にある10年ちょっとの昭和時代をよくよく思い返してみると決してバラ色の過去ではないわけです。

セピア色でもあるんですけど、ところどころ灰色っぽい、いやそれ以上に真っ黒い記憶もあってすべてが良かったわけではありません。

今まで当サイトに書いてきた記事にも昭和時代の記憶をところどころ披露していたのですが、ここで一発きちんと昭和時代の記憶を取り戻してみようと思いました。

身の周りとテレビの向こう側の2つに分けてみました。

身の周り編

  • 週休2日?/フレックスタイム?
  • コーラは骨が〇〇〇/水は飲むな
  • ランドセルの色
  • 鍵っ子/黒電話と連絡網

テレビの向こう側編

  • 三原じゅん子
  • グリコ森永事件
  • 岡田有希子の自殺
  • タバコを吸うシーンは当たり前

身の周り編

「身の周り」と言えば学校、家の中で自分が見聞きしてきた昭和ならではの記憶です。

週休2日?/フレックスタイム?

今では学校はすべて、会社もほとんどが週休2日なんでしょうけれども、昭和時代に週休2日という言葉はなかったですね。

ちなみに会社の始業時間を遅くしようというフレックスタイムなんていう言葉もなかったです。

土曜日の学校は半日で許してやる・・と言われたわけではないのですが、小学生の頃担任か親のどちらかに「土曜日の午後は学校がないだけで遊んでていいわけではないぞ」と言われた記憶があって、なんとなく半日=午後は帰ってよし」みたいな、許されているような気がしていたのかもしれません。

部活が始まる中学生になると、土曜日の練習時間が長くなるので土曜日は何となく嫌でしたね。

平成に入ってようやく隔週で週休2日になり、以降は土曜日が休日扱いになるのは普通になっていきました。

コーラは骨が〇〇〇/水は飲むな

昭和時代は、「コーラを飲むと骨が溶ける」と言われていました。

今のように色々なジュースがあるわけではなかったし、コーラは大人からも散々ダメと言われましたね。

子供たちのジュースの記憶と言えばやはり「カルピスの原液」で、毎回水で薄めて飲んでいました。

現在のカルピスウォーターです。

炭酸は「Fanta」が主流でしたけど、後にジンジャーエールやメローイエローなんかもありましたね。

メロ―イエローはコカ・コーラ社から出ている炭酸ジュースなのに「骨が溶ける」という噂は流れませんでした(笑)

少年時代にスポーツをしていた昭和時代の子供たちは「水を飲むな」と言われ、炎天下でも水分補給なしで走り回っていました。

確かに飲みすぎるとお腹が痛くなる場合もありましたが、今ではきちんと水分補給しなければ脱水症状は危険だと立証されていますよね。

ランドセルの色

今の小学生はランドセルがカラフルになりましたが、昭和時代は「男が黒、女が赤」で統一されていました。

しかも5年生くらいになるとランドセル背負うのが恥ずかしくなってきて、6年生の時は大人が使うようなショルダーバッグや手提げかばんを使うようになりました。

今のランドセルは頑丈にできて消耗も少ないらしいですね。

見えない部分で進化を続けているわけです。

鍵っ子/黒電話と連絡網

両親が共働きの家庭では、家の鍵を持参している子がいましたが、このような子どもを「鍵っ子」と呼んでいました。

現代のように簡単に連絡を取る手段がないので、鍵を預けると危ない年齢の場合、学校近辺の学童(児童を預かる簡易施設)に向かう子もいました。

そう言えば昔、学校のどこかで鍵を失くしていると気が付き家に帰れなくなった鍵っ子が、一旦自分の家に帰り「鍵を失くしたから宮嶋君(筆者)の家にいます。」とドアに書置きを貼り付けた後、筆者の家でファミコンで遊んでいました。

そうすると、筆者の家の黒電話にその鍵っ子のお母さんから電話が掛かってきて、無事その子は自宅へと帰っていきました。

黒電話はいわゆる家電話で、一家に一台あった昔のダイヤル式の電話です。

なぜ鍵っ子のお母さんは筆者の家の電話番号を知っていたのか・・・?

それは、書置きの名前を見て学校のクラスの連絡網を見て電話をかけてきたのです。

今では連絡網というのは個人情報のため配られず、LINEなどの通信アプリでやり取りするそうですが、昭和時代のクラスの通信手段は各家庭の黒電話の電話番号をフローにした「緊急連絡網」でしたね。

そのため、好きな女の子の(家の)電話番号は簡単にゲットできました(笑)

「誰が電話に出るか」のロシアンルーレット付きですけどね

テレビの向こう側編

暗い事件も多かったですね。

三原じゅん子

ドラマ「ふてほど」で、現代の主人公が1986年にタイムスリップして「三原じゅん子が政治家になった」と言って、昭和時代を生きている人たちに驚かれるシーンがあります。

この記事執筆時点で「Tver」では「3年B組金八先生第7シリーズ」が放送されていますが、このシリーズの第1シリーズに出ていた不良役が三原じゅん子でした。

つまりあの不良役の可愛かった子が、今では「政治家になっちまったぞ」という驚きを表現していたのですが、このシーンは昭和時代に放送・再放送された「金八先生第1シリーズ」を見ていない人には少し分かりづらかったかもしれないですね。

ちなみにこの三原じゅん子がやっていた山田麗子は、20年以上を経た第6シリーズでも父親が殺人犯の「成迫政則」君のピンチに再登場します。

金八先生は昔のシリーズに出演していた人が、新しいシリーズに再度出てくるパターンが多いですね。

グリコ森永事件

これは、昭和時代の未解決事件でも規模の大きいものになるでしょう。

1984年に発生した食品会社への連続脅迫事件でした。

グリコの社長が誘拐されたり、森永に子供の声で身代金の要求があったりとテレビを見ていても本当に怖い事件の連続で、この先どうなるんだろうと不安を感じていました。

筆者は小学校低学年だったのですが、犯人である「かいじん21面相」のキツネ目の似顔絵がやけに怖かったのを覚えています。

でも学校へ行くと「オレ、あの似顔絵覚えてるからいつでも犯人探してるぜ」と強がっていましたね(遠い目)

あの頃のグリコのお菓子などはすべてタブーとなり、グリコのキャラメルも店頭からはなくなりました。

時効を迎えて20年以上が経った今でも、グリコや森永の製品を見るとこの事件を思い出します。

犯人が内部事情に詳しかったから会社関係者なのではないか、とも言われていましたがこの事件を題材に真犯人の実像を追い求めた「罪の声」というマンガでは、犯人グループと脅迫されたお菓子メーカーとの関係性も結構詳細に描かれていましたね(事実かどうかは別として)。

このグリコ森永事件は誰もが被害者になり得たわけですが、一連の事件で結果的に一人も死者が出ずに時効となりました。

岡田有希子の自殺

「岡田有希子」というアイドルがいたんですが、1986年にビルの屋上から飛び降り自殺をしました。

色々な憶測や噂が飛び交ってテレビのワイドショーや芸能誌などは様々掻き立てましたが、最終的に2度目の自殺は謝罪の意味があったのでは、と言う結論でしたね。

2度目・・というのは、実はこの3日くらい前にも自殺を図っていたのですが未遂に終わっていたのです。

当時はアイドル全盛時代で、松田聖子や中森明菜などの後に続くニューヒロインとして颯爽と登場しました。

筆者が小学生の時だったのですが、印象は本当に「可愛いお姉さん」という感じだったので、自殺したと知った時は本当に残念で暗い気持ちになったのを覚えています。

筆者の両親もざわざわしていましたし、結構ショッキングなニュースとして伝えられていました。

当時はインターネットなどもないので、テレビか親が持ってきた芸能情報誌などを見て詳しい情報を知ろうとしましたが、結局「色々思い詰めて疲れちゃったんだろうね」と友達とも話したのを覚えています。

その後、ファンによる後追い自殺も絶えず、注意喚起や敢えて報道しないという対応がテレビ上でもあったかもしれません。

18歳と言う若さでこの世を去ってから15年以上経ち、だいぶこの事件も風化された頃、筆者が都内で働いていた時の会社の上司に、ある時こう聞かれました。

「岡田有希子ってアイドルがいたのを知ってる?」と。

15年以上経っても「岡田有希子」の名前は憶えていましたね。

知ってるけどなぜ?と不思議がる筆者に、この上司は言いました。

「岡田有希子が飛び降りて落ちていくのを見たんだよね。」と。

この上司曰く、岡田有希子が自殺した日は、ちょうど丸の内線の四谷三丁目駅から自殺のあったビルの方に向かって歩いていたらしいのです。

そして何となくビルを見上げたら人らしきものがいて、そのまま身を投げたそうです。

この瞬間は飛び降りた人が誰だか分らなかったそうですが、後にニュースであれが岡田有希子だったんだと分かったそうです。

「可愛い子だったのにね・・」と言っていた上司の顔とすぐに岡田有希子の記憶が蘇った自分に何とも言えないやりきれない思いが浮かんだのを今でも憶えています。

それだけあの時代を生きて自殺報道を見た人たちには心に残るものがあったんでしょうね。

タバコを吸うシーンは当たり前

現在はドラマやCMなどでタバコを吸うシーンというのは出てきません。

というよりタバコのCMそのものがないですよね。

昭和時代ではタバコのCMがガンガン放送されていて、ラッキーストライクやLARKがかっこよかったのは今でもよく覚えています。

Speak LARKですね

喫煙率が高かった昭和時代にも、実は逆行するかのように有名になった禁煙補助具があります。

そう「禁煙パイポ」ですね。

「わたしはこれ(禁煙パイポ)でタバコをやめました」

という男性が2人続いた後、

「わたしはこれ(小指)で会社を辞めました」

というのが世間に受け大人気CMになりました。

小指を立てて「これだよ」とニヤリとしながら妻以外に女がいる自慢をする時のシチュエーションがCMにそのまま出てきたわけです。

今だとこんなものをCMで流したら苦情とか来るんでしょうかねぇ。

ちなみに筆者は、「禁煙ガム」という補助具を使った経験がありますが、全然禁煙できませんでした(笑)

ルパン三世の次元は、タバコをスパスパ吸った後に「よしっやるか」とポイ捨てして気合を入れ直していましたが、これは現代では御法度でしょうね。

だからと言って、禁煙した次元や携帯灰皿にタバコを片付ける次元なんてあまり見たくないですけどね・・。

刑事ドラマにタバコは必須、アイドルが歌う歌詞にもタバコというワードは普通に登場していました。

それくらいタバコは生活に当たり前に存在している物でした。

筆者はタバコを吸わなくなってからもう2、3年で20年が経とうとしています。

昭和時代を子供で過ごしていた時は、自分が大人になったら「スパスパタバコを吸っているんだろうなぁ」と想像していましたが、まさか分煙・禁煙の世の中の流れにそのまま乗ってしまうとは思いもよりませんでしたね。

(まとめ)続きは次回

長くなってしまいすみません。

書いていたら止まらなくなってしまいました。

この話次回もまだまだ続きます。

昭和の記憶が蘇るパート2

前回、昭和時代の記憶を筆者の身の周りの出来事やテレビの向こう側のコンテンツなどを並べて勝手に懐かしんでいます。 今回は引き続きパート2を書いていきたいと思います。 今回も身の周りとテレビの向こう側の2 ...

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