キャッシュレス決済の「Square(スクエア)」で、VISA、MasterCardのクレジットカードで決済される時の手数料が、現行の3.25%から2.5%へと0.75%も安くなりました。
もちろん条件はいくつかあるわけですが、中小企業や個人事業主のかたであればほぼ該当すると思いますので、「スクエア」をご利用の場合は一度、管理画面を確認してみましょう。
条件の1つとして真っ先に挙げられるのが「対面取引」なのですが、これは飲食店やアパレルなどの実店舗でPOSレジに「スクエア」を使っていると該当します。
後は、サービス業などでお客さんの場所に出向き、現地でスマホやタブレットなどの端末で精算する場合にも対面取引になるので、該当するするでしょう。
それ以外の条件は以下のようになります。
- 日本政府の定義する中小企業に該当する
- 上場企業やその企業グループ(子会社)に属していない
- 年間キャッシュレス金額が3,000万円以下
「スクエア」利用者であれば、おそらく管理画面にログインすると「決済手数料の割引を受けられる可能性があります」というメッセージが表示されると思います。
このメッセージで「新しい料金プランを使う」を選択すればそれだけでVISAとMasterの決済手数料「2.5%」が適用されます(有効になるまで10分ほどの時間がかかるそう)。
何か書類などを提出する必要もないですし、何かの質問に答えるという場面もありませんでした。
本当に楽に決済手数料が下がった感じがして助かりますね。
「スクエア」は段階的に決済手数料を下げてくれています。
以前は、JCBブランドだけは決済手数料が高かったのですが、他のカードブランドと同様一律3.25%となりましたし、今回の発表で一部ではありますがとうとう決済手数料が2%代へと突入したわけです。
筆者もリアルビジネスでは、クレジットカード決済に「スクエア」を使っているので、今回の改変は嬉しい知らせとなりました。
今年に入ってからクレジットカードのタッチ決済である「Tap to Pay」が使えるようになりましたし、今回の決済手数料の割引もそうですが、「スクエア」はいつでもユーザーフレンドリーだと思いますね。
日本でキャッシャレス決済が拡大し、今回はその導入支援を目的とした手数料割引が実現したそうです。
経営者さんや会社の考えとしてキャッシュレス決済を導入したくない、と考えているかたも多いようですが、顧客側の要望は間違いなく増えているのでいつまでも現金決済のみというお店はそれだけで利用するかしないかの比較対象となる可能性があります。
これを機にキャッシュレス決済の導入を検討してみてください。