日頃からストレスをたくさん感じるような生活をしているのなら、必ず息抜きは必要となるでしょう。
それでも「ストレス」というのは、必ずしも「感じない状態がいい状態」というわけではありません。
ストレスを全く感じないと、集中力が途切れたり、やる気が上がってこない状態になったり様々な悪影響を及ぼす可能性もあるのです。
気分が良くて集中力が抜群に高まりエネルギッシュな状態が、自分の体にかかるストレスが一番最適な状態と言えるかもしれません。
とりあえず、ストレスに強い人と弱い人の特徴を挙げてみましょう。
普段の自分の状況をどう捉えるかですよね。
何事にもポジティブに考えられる人は、ストレスを良い方向に分散できそうですが、完ぺきに物事を考えてうまくいかなかったり、自身のプライドの高さ故に起こる出来事に苛立ちなどを感じてしまう人は、自分の感じるストレスから悪循環に陥るケースもあります。
性格がそのままストレスに直結していますね。
意外にも、「ストレスは悪いもの」と考えている人の方がストレスを感じやすく、「ストレスは悪いものではない」と考えている人の方はストレスを自分の力の源にしているわけです。
そして、この「ストレスは悪いものではない」という捉え方を主軸に置いた健康法も存在するくらいです。
つまり、少しのストレスを自分に敢えて掛けた後に、健康になろうという考え方ですね。
ストレスとどのように付き合ったらよいかについて、以下2点をお話したいと思います。
- ストレスは気合で消すものではない
- ストレスから健康を得る
ストレスは気合で消すものではない
まず、前提としてストレスを気合で何とか振り切ろうとするのはやめた方がいいでしょう。
難しい仕事を頼まれたのに中々進まなくて億劫になってしまった挙句、ストレスからついネットサーフィンをしたりYouTubeを見てしまった時に、「いかん、うりゃー、やるぞ!」と自分の頬をパンと叩いて気合を入れ直すようなイメージです。
もちろん、仕事中に、まして会社のパソコンでネットサーフィンをしてはダメなのですが、「やりたくないというストレスから横道に逸れているな」と思ったらまずは1度深呼吸をして、簡単にできそうなところから始めていきましょう。
そう言えば、確か「あすなろ白書」というドラマだったと思うのですが、筒井道隆が受験勉強の最中に眠くなった自分を鼓舞するかのように「キンカン」の匂いを目に近づけて眠くならないようにする、という描写があったような記憶があります。
うろ覚えです(笑)
原作の漫画の方を読んでいたので、このドラマをすべて見ていないにもかかわらず、インパクトがあったせいなのか、なぜかこのシーンのところだけはドラマだかNGシーンだか忘れましたが覚えているんですよね。
このようなやり方も当然ご法度でしょう。
受験勉強のストレスを感じている上に、眠いのに自分で無理やり「虫刺されに使うきつい匂いの物」を目に近づけているわけですから・・。
緊張でブルブル震えそうな時も、気合を入れ直すよりも自分の置かれた状況と最善を尽くす方法を冷静に考えた方がいい結果が出るのかもしれませんね。
ストレスから健康を得る
体に負担のかからない程度にストレスを少し加える健康法に「水シャワー健康法」があります。
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この「水シャワー健康法」は、いわゆる「寒冷刺激」というもので、交換神経を活性化させます。
- 自然免疫、獲得免疫などの免疫力を上げて病気から体を守る効果がある
- 「褐色脂肪細胞」が活性脂肪を燃焼して、基礎代謝を高め、体の基礎力も高めるのでメタボ効果がある
「寒冷刺激」は人体的にはストレスとなるので、ノルアドレナリンが放出されるのですね。
その結果、褐色脂肪細胞を活性化させるわけです。
褐色脂肪細胞を活性化させるやり方はとても簡単なので、本を購入して読んでみてください。
正直、最初は水が冷たすぎると結構辛いかもしれないので、ぬるま湯やかろうじて冷たいくらいの温度から始めた方がいいかもしれません。
そう、この「辛い」というのが少しのストレスとなるわけですね。
(まとめ)息抜き方法を見つけておく
適度なストレスを体にかけてからの健康法もあるように、ストレスは決して悪い話ばかりではないのです。
でも、やっぱりストレスを悪く捉えがちな人のために、「息抜きリスト」も作っておきましょう。
趣味が一番いいかもしれませんが、「一番やってみたかったのにずっとできなかった」というものでもいいでしょう。
- 好きな物を食べる
- マンガや小説を読む
- 映画・音楽鑑賞
- 友達とスマホで話す
- 部屋の模様替えをする
- 断捨離をする
これらは比較的自宅でも簡単にできるものですね。
後は・・・
- 温泉に行く
- 庭で/土地を購入後DIYを楽しむ
- サイクリングに行く
- 旅行に行く
- 食べ歩き
などなど、外で活動する、時間を少し必要とするものでもいいですね。
大事なのは、
- ストレスは悪いばかりではない、という意識を持つ
- でも、やはりストレスを感じているのなら、それは無理に消そうとしない
- 体に少しの負荷をかけるようなストレスは健康法にもなる
- でも、やはりストレスを感じているのなら、どっかで息抜きもする
となりそうですね。