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フリートーク

ジャパネットのCMでウォーターサーバを見てあのサブスクに思いを馳せる

2024年9月6日

朝の時間帯、何気なくテレビが付いていると「ジャパネットたかた」がテレビショッピングをやっているのを目にします。

今日は、「ウォーターサーバ」で”富士山の天然水がいつでも飲める”と甲高い声でしゃべっていました。

ウォーターサーバを使った経験のあるかたはご存じだと思いますが、このウォーターサーバは無料で利用できます。

しかも、無料でもメーカーの保証期間がちゃんとあって、期間内はいつでも修理対応してくれます。

一般的に認識されている「保証期間が終わったら壊れる」というのも、最近の電化製品ではあまり見られなくなりましたし、筆者の知る限りでウォーターサーバを使っている人・使っていた人は、壊れないままずっと使い続けた人ばかりだったと思います。

さて、このウォーターサーバだけではもちろんその機能を堪能できるわけではなく、もちろん必要になるのが「水」ですよね。

美味しい水をウォーターサーバに入れると、冷たい水でも温かい水でも好きな時に飲めるというものです。

そう、そしてウォーターサーバを無料で利用できるからくりが、この「水代」にあります。

ウォーターサーバを無料で利用できる「条件」として、決められた期間、毎月定期的に水を購入する必要があるわけです。

ハードを無料で渡す代わりにそのハードで使うためのソフトを一定期間購入してもらう。

いわゆる「サブスク(サブスクリプションの略)」というやつですね。

「サブスク」という言葉がよく聞かれるようになったのは、2000年代の終わりから2010年代の前半くらいでしょうか。

インターネットのスピードが格段に上がり、インターネットに繋がっていれば利用できる音楽のストリーミングサービスや映像配信サービスなどが提供され始めたくらいに段々と浸透してきたと思います。

でも、昔から「サブスクモデル」というのはあったんですよね。

例えば、新聞。

月額の料金を払えば、定期購読できる現代まで続くサブスクモデルの商品です。

契約更新時には、新聞屋の人が洗剤なんかを持って「またよろしく」なんて来ていましたけど、最近でもそういうものなんですかね。

後、思い出されるのが、進研ゼミとか学研みたいな「学習教材」もそうです。

新聞とか学習教材は、本当に筆者の子供の頃の記憶なので、もうウン十年も昔の話です。

『懐かしいなぁ』と思うのですが、これらのサービスは今でも残っているわけですから「サブスク」・・・じゃなかった「定期購読」タイプの商売って比較的安定しながらできるんでしょうね。

さて、今回CMで見た「ウォーターサーバ」が世に出た時は、「サーバを無料で利用できる」という宣伝を見た人たちが、その珍しさから「へぇ~!」という感嘆の声を上げていたのをよく聞いたものです。

しかし、それ以前にも実は、このハードを売ってソフトで売り上げる手法は存在していました。

それは、プリンタになります。

特に官公庁の入札で、プリンタを導入する案件というのは、大概メーカーの落札金額が「1円」というものでした。

これもウォーターサーバと原理は同じです。

なぜ1円かと言うと、0円で入札できないから仕方なく「1円」で応札しているだけであって、本来プリンタ本体は無料のようなものなのです。

そして、「ウォーターサーバ」で言うところの水が、プリンタでは「トナー」というわけですね。

とにかく、官公庁はプリンタからの印刷をよく使います。

例えば5年間でプリンタのリース契約などを結ぶと、この5年間でトナーを使いまくるわけです。

プリンタに合う純正トナーであれば、どこの業者がトナーを収めようと、そのプリンタメーカーのトナーが売れるわけですからメーカーはとにかくプリンタ本体を納めてしまえば、後は勝手にトナー代が入ってくるわけです。

「リサイクルトナー」を使われるんじゃ・・・と思ったかたもいるかもしれませんが、入札の仕様書には「リサイクルトナーを使った際の故障は保証の対象外」という一文を入れておけば、リサイクルトナーを使いづらくなります。

ハードが事実上0円でソフトで儲ける「サブスク」の形になっていますね。

厳密に言えば、トナーは定期購入ではないのですが、官公庁側としてはトナーを切らすわけにはいかないので、常に大量に備蓄しておきます。

ほぼ定期購入みたいな形になるのです。

そのため、「ウォーターサーバ」が無料で使える、というのを見た時に「あぁ、プリンタと同じかぁ」と思ったものです。

最近のAIサービスやソフトウェアの利用もすっかり「サブスク」だらけになりましたね。

たままた見たジャパネットCMの甲高い声を聞いただけで、すっかり子供の頃まで思い返してしまったそんな一日となりました。

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