2024年12月28日に、チャコ太郎様より当サイトに以下のようなお問い合わせをいただきました。
チャコ太郎様のお問い合わせ
チャコ太郎と言います。
時間割の記事について質問があります。
私は専業主婦なのですが、たまに依頼された仕事を自宅でする時があって、その仕事は突発的に入ります。
割と多めに入るのですがランダムに発生するので時間割の科目には組み込めません。
もし突発的にこの仕事が入った場合は、その時にやっていた時間割の作業は中断したままにして、仕事が終わったら他の時間割の科目を削って埋め合わせをした方がいいのでしょうか。
私の場合に、どのように時間を区切って考えたらいいかが分からなかったのですが、何か方法がありますでしょうか?
よろしくお願いします。
というわけで、チャコ太郎様、お問い合わせいただきありがとうございました。
チャコ太郎様には、頂いたメールアドレスに既に返信しましたが、その内容を今回記事にアップさせていただきます。
まず、この時間割について書いた記事は以下になります。
集中できない時に時間を管理する昔ながらの方法
一人で作業をしていると集中力が続かない時というのは多々あると思います。 その点、会社員のように同じ空間に他の人がいると集中できる・・というより集中せざるを得ない環境ができますよね。 コロナ禍では「リモ ...
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これは、集中して作業ができない場合に作業項目の時間割を作るお話でした。
あらかじめ作業項目を「科目」として決めておいて、学校時代の時間割のように時間で区切ると、その時間に行うと決めた作業に集中してできますよ、という内容でした。
今回のチャコ太郎様のように、専業主婦や社会人の場合は急な横やりが入る可能性もある点は前回の記事内でも言及しています。
その上で3点ほど参考にしてもらいたい考え方を以下に記して回答とさせていただきます。
ルール通り気にしない
前回の記事で書いた10個のルールの内「授業(作業)中に職員室に呼ばれたら(科目にない全く別の案件が入ったら)授業(作業)は欠席する」というのがありました。
これはつまり、元々科目(作業内容)に含まれていない突発的な案件が入ったら、元々の科目は欠席する(元々予定していた作業はやらない)となります。
そのため、予定していた科目(作業内容)は潰れてしまいますが、だからと言ってその代わりを後々どこかで埋め合わせする必要もない、と考えています。
欠席した場合は、欠席のままでいいと思っています。
自由時間を多めに作る
もし、後々埋め合わせをしたいと考えるなら「自由時間」の科目をあらかじめ多めに作っておきます。
そして、突発的な作業が入って元々予定していた作業ができなかった場合、この自由時間にその作業を割り当てるようにするわけです。
ルールを変更する
最後は、ルールを変更します。
ルールの1つに「授業(作業)の欠席はありだがその授業(作業)を受けられるのに別の科目(作業内容)に変更するのはNG」としていました。
これをチャコ太郎様のような環境の場合ではNGにしないようにします。
本来やりたかった時間割の科目(作業内容)の時間に、突発的に入ってしまった作業を行いその科目(作業内容)が潰れてしまったのであれば、その後の科目(作業内容)を変更するのをNGにせず変更してもOKにします。
「時間割の時間通りに科目(作業内容)を行える環境にあるのに、別の科目(作業内容)に変更するのはNG」というルールに引っ掛かってしまって支障が出るようなら、科目(作業内容)は自由に変更してもいいと思います。
(まとめ)時間割の目的
この「時間割」を作る目的は「決めた時間に”自分で決めた作業”を集中して行う」となります。
おそらく突発的に入るような作業は「集中する!」と改めて気合を入れなくても、何が何でも終わらせなければならない作業だったり、集中してやらざるを得ない物だったりする場合が多いと思います。
そのような作業が優先事項になるでしょうから、それらを片付けた後で本来の自分で考えた作業内容を集中して時間通りに進めていくために、自分なりのルールを作ってもらって全然構わないと思うのです。
また前回も書きましたが、あくまでもこういうやり方に合う人、合わない人がいますので時間通りにきちんと動くのが無理そうであれば、敢えて時間管理を行わない方がいいかもしれませんし、「そんなやり方をしなくても集中できる!」というかたは、必要のない管理方法なので参考程度に読んでもらった方がいいかもしれませんね。