今日は本当にどうでもいい話をします。
45歳を過ぎたあたりから、右手の甲の人差し指の少し下あたりに1本だけ目立つ「毛」が生えてくるようになったんですよ。
それも抜けては生えての繰り返しで、まったく同じ場所にまったく同じような長さまで伸び、そして・・・抜けていくのです。
その1本以外ほとんど右手の甲の人差し指の下には毛など生えないのですが、その同じ場所からは毎回毛が生えるのです。
あまりにも抜けては生えを繰り返すので、先日Geminiさんに以下のような質問をしてみました。
Geminiさんが返答してくれた見出しを以下に箇条書きにしてみます。
- 毛包の特殊性
- 埋没毛
- 皮膚疾患
- 宝毛
上3つの見出しは何となくイメージできたんですけど、見出しの内容を読んでみる限りたぶん違うだろう、と。
そして最後に登場したのが「宝毛」だったのですが、あまり聞かない言葉なのでよく分からず気になったので調べてみたのです。
「たからげ」と読むらしいですね。
「ほうもう」と入力しても変換されないわけです。
その「宝毛」には以下のような特徴があると分かりました。
・長さは周囲の毛の長さよりも長く10センチ程度まで伸びる場合がある
・基本的に1本だ毛生える・・もとい1本だけ生える
毛と入力しすぎたせいか、変換しなくてもいい「け」まで「毛」にしてくれました。
えっ!これじゃないか!
宝毛だったのか・・と思ったのですが、唯一違う点があると気が付いてしまいました。
それは「毛の色が黒」なんですよ。
全然薄い色ではなく、少し太い毛の分だけむしろ濃い黒に見えます。
仕方ないので、またまたGeminiさんに聞いてみました。
すると、Geminiさんは「黒色は違うんじゃない?」と否定しながらも以下のように盛り返してくれました。
- 色の定義はあいまいであり、黒い毛でも宝毛と呼ぶ人がいる
- 宝毛は、珍しい毛が生えること自体に意味があるとする考え方もある
宝毛の特徴は俗説であり、科学的な根拠があるわけではないそうなので「気にするな」と言われたような気がしました。
そして、以下のような特徴を持っていれば宝毛と捉えてもいいんじゃないか、と励ましてくれたのです。
- 同じ場所から繰り返し生えてくる
- 周囲の毛よりも太く、しっかりしている
- 自然に抜け落ちる
確かにこれらの条件を宝毛とするならば、この右手の甲の毛も「宝毛」なのでしょうね。
最後にGeminiさんは某都市伝説番組のように、「その毛をどう捉えるかはあなた次第です」とおっしゃっていました。
続けて
「その毛が生えてくることで、何か良いことがあったかを考えてみてください」
『「縁起が良い」と感じるのであれば、宝毛として大切にされても良いかもしれません』
という返答でこの問題を締めてくれました。
実は・・・「縁起」と言われてドキッとしてしまいました。
それは一度この宝毛をハサミでチョキっと切っていたからです。
この宝毛の生えている位置も位置なだけに、結構恥ずかしいんですよ。
例えば市役所や銀行などの窓口でボールペンを使って紙に書くような場面があるじゃないですか。
その時に対面している人って結構立っている確率が高く、このペンを走らせている右手の甲の宝毛が見えているはずなんです。
「えっ、すげーところから毛が生えてるぅ」
と思われているのではないかと、その恥ずかしさから思わずハサミを入れてしまったのです。
そして宝毛を切った翌日から・・・インフルエンザにかかりました(今年の1月末)。
たまたまかもしれませんが、それ以来、宝毛は自然に抜けるまで生やしたままにしています。
人前で右手を差し出すときは「絆創膏」を貼ろうか、とも思ったのですがそれも宝毛にはよくないのではないかと考え、現在は宝毛と共に生きています。
まるでずっと宝毛と言ってきたかのように文章を書いてきましたが、この毛を宝毛と呼ぼうと決めたのは今日からです。
皆さんにも「なぜこんなところから」と言う毛が生えているかもしれません。
「宝毛探し」してみてください(笑)