以前に、時間が短めのヒーリング動画を作成していました。
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さて、今回は暖炉の火とジャズミュージックでヒーリング動画を作成してみました。
作成までの流れを書いていこうと思いますので、ヒーリング動画を作成したいかたは参考にしてみてください。
動画作成はPowerDirector
当サイトでも何度かご紹介している動画編集ソフトが、「PowerDirector365」になります。
操作性は動画編集の初心者向けに簡単ですし、動画内に挿入するパーティクルやエフェクトの新しいバージョンが追加される頻度も多くあります。
今回は、動画の全体像として以下のようにクリップを並べてみました。
上から最背面となります。
内容は単純で、部屋画像を背景に、2種類の暖炉の炎と2つの燭台とそれに灯す炎を乗せています。
暖炉の炎と燭台の炎は、「PowerDirector」のステッカーを利用しました。
では、クリップの1つ1つを少し確認してみましょう。
背景はレオナルドAIで作成
背景となる「暖炉のある部屋」の画像は、「レオナルドAI」で作成しました。
元々レオナルドで作成した暖炉には、火が描かれていました。
レオナルドのプロンプトには、「暖炉に火が灯っていないようにする」と明記したのですが、見事に暖炉に炎が灯った画像を作成してくれました(笑)
そのため、画像から余計な部分である暖炉の炎をクリーンアップする必要がありました。
オブジェクト除去はクリップドロップ
そこで、オブジェクトのクリーンアップには「ClipDrop」を使うのが一番手っ取り早いだろう、と思い「ClipDrop」内の「CleanUP」で暖炉の中の火を除去しました。
これで背景となる部屋の画像は完成です。
次に暖炉の中で燃え続ける火を挿入します。
揺らぐ炎はステッカー
暖炉の炎は2種類を交互に表示しています。
この炎は、「PowerDirector」の「オーバーレイ」にある「ステッカー」を使っています。
「ステッカー」の「炎」カテゴリにちょうど上から下へと揺らぐ炎の動画があったので、これを使ったわけです。
燭台はImageCreator
燭台の画像は、レオナルドであまり良いものができなかったので、マイクロソフトの「ImageCreator」で作成しました。
画像編集ソフトで、燭台1本の画像を切り抜き、それを背景の部屋画像のサイドテーブルの上に重ねているだけです。
動画内の動かす部分は、「暖炉の炎だけ」と思っていたのですが、もう1つポイントで動かす映像が欲しいな、と思い後から燭台の画像を貼り付けています。
この燭台を左右に1本ずつ置いたのですが、この燭台に灯す炎もやはり「PowerDirector」の「ステッカー」となっています。
音楽もPowerDirectorから
最後に、流れているジャズミュージックも「PowerDirector」のBGMから取得しています。
BGMには、「CyberLink」、「Meta」、「SoundStripe」の3つがあるのですが、これらのいずれもカテゴリーに「ジャズ」があります。
ジャズカテゴリーは、曲が多いのでジャズヒーリング動画はいくらでも作成できそうですね。
まとめ(ヒーリング動画の作成は簡単)
今回も画像生成にはAIを使い、後は動画編集ソフトに任せて2時間ほどで作成しました。
暖炉の炎の入れ替えなどは、クリップ同士をすべてクロスフェードしたりと少し手間が掛かりますが、元となる画像や動画、音楽はすべて簡単に作成できたり、動画編集ソフトの既存の物を使っているので完成までそれほど時間はかかりませんでしたね。
Adobeの「Premire Pro」に敷居の高さを感じているかたは、是非「PowerDirector」を使ってみてください。