YouTubeには、ヒーリングミュージック的なものがたくさんアップされていますよね。
筆者も1時間くらいの「運上昇系ヒーリング」や「海を眺めながらジャズヒーリング」などの動画をよく聞いています。
今では、AIの力も借りてLOFI動画やヒーリング系動画も簡単に作成できるようになりました。
というわけで今回、自分でヒーリング系動画を作成してみました。
内容としては、しっとりとしたバックミュージックが流れている部屋に置いた大きな水槽内を魚が泳いでいる短い15分ほどの動画になります。
大きい魚が行ったきりみたいに見えますが、中で転回している「想定」です(笑)
どのように作成しているのか少し解説したいと思います。
メインとなる部屋の画像
まず、メインとなる部屋の画像の作成からです。
手順としては、以下のようになります。
- 画像を作成するためのプロンプト作成をAIに指示
- AIに作ってもらったプロンプトを画像生成AIに指示
- 動画編集ソフトウェアで水槽の部分をマスク
最初に、水槽のある部屋の画像を作成するために、グーグルの「Gemini」にプロンプト作成を指示しました。
できあがったプロンプトを「Leonardo.Ai」に指定して画像を生成しました。
使ったモデルは「Leonardo Anime XL」になります。
そして、できあがった画像を動画編集ソフト(PowerDirector)のタイムラインに配置して、水槽のガラスの部分をマスクし反転させて水槽部分を黒抜き状態にしました。
年間サブスクのPowerDirectorはこちらから
ここまでで、メインとなる部屋の画像は完成ですね。
Geminiで作ってもらったプロンプトをLeonardoに指定して生成される画像が良くなかった場合は、数回やり直しましたので望み通りの画像ができるまでは少し時間が取られましたね。
動画を水槽に合わせてマスク
動画編集ソフトにさらに水槽内を泳ぐ魚の動画をタイムラインに配置しました。
この動画は、動画ダウンロードサイトから手に入れたものになります。
動画は、水槽の正面のガラス部分よりも少しはみ出す感じで水槽に重ね合わせ、後は水槽のガラス部分に合わせマスクしました。
水槽が奥行きのある斜めの画像になっているので、それに合わせて台形の形でマスクします。
水槽の奥に向かって幅が狭い方のガラス部分にも、先ほどと同じ動画を重ね合わせてマスクしてみました。
テイストの違う動画だとどうしても違和感が出るので、まったく同じ動画にしたわけです。
音楽をタイムラインに配置
最後に、動画に合うヒーリングミュージックをタイムラインに配置します。
今回は、使用した動画編集ソフトの「PowerDirector」のBGMから選曲しました。
「Soundstripe」の「Cinematic」から「Agape」を繰り返し流しています。
「PowerDirector」のBGMは、シーンに合わせて結構豊富に用意されているので、使い勝手が良いですね。
まとめ
ヒーリング系ミュージック動画も「今までは見る側・聞く側だった」というかたは、是非自分でも作成してみてください。
AIでいくらでも画像や動画を生成できますし、それと合わせて動画編集ソフトがあれば、割と簡単にできるものです。
AIツールは無料で使えるサービスも多いですが、制約を外すならやはり有料プランを使う必要があります。
慣れている人はあっという間に作ってしまうのでしょうけれども、時間はやっぱりそれなりに掛かりますね。
AIに画像や動画の生成を一部お任せしても、やはり1日作業となってしまいました。
今後も動画を作成したら、サイト内でお知らせしていきます。