「EC化率」という言葉をご存じですか?
自社の売上の何%がネットショップなどのネットからの売上かを示したものになります。
メイン事業の内容によって、EC化率も違いがありますが、近年この「EC化率」はどんどん上がってきているのです。
それだけ、リアル店舗だけでなくネット上での販売や集客なども併用して行っている企業が多いという意味になります。
一般的なEC化率の数値としては、良くて40%くらいではないかと言われています。
デジタルコンテンツの販売がメインとなっている企業は「100%」ネットからの売上となるでしょうし、食品などを販売する業界のEC化率は中々上がってこないので「数%」にしかならないですが、それでも全体的に見るとやはりまだまだ成長分野であるわけです。
やはり、EC化率を押し上げている業種と言えば「物販」になるでしょう。
EC市場が拡大してくると、大手企業も参入してくるので競争が一段と激しくなります。
自社の規模が小さければ当然ECに注力するマンパワーも時間も少なくなります。
そのためショップ運営が軌道に乗るまでは、ほぼ無料で利用できるようなショップ作成サイトも色々存在していますが、やはり機能的には「う~ん」と悩んでしまう場面も多々あります。
大企業の参入、そしてその大企業たちが「自社商品だけではなく自分と同じ分野であれば他社製品までECで販売していこう」という流れになってしまうと、小規模もしくは個人事業で対抗して運営していこうと思ったら相当厳しいものがあるでしょう。
これまでECサイトを運営してある程度実績を上げてきた方々も、これからが正に群雄割拠、熾烈な過当競争へと突き進んでいく様相となりそうです。
つまり、まだECサイトの運営に悩んでいるかた、これから始めようと思っているかたたちにもチャンスが十分にあるという解釈もできるわけですね。
さて、話は少し変わって今日7月17日は、「世界絵文字デー」の日なんだそうです。
ブログなどのWebサイトでもそうですが、メールやチャットなどでも相手とコミュニケーションをとる時に「絵文字」はよく使われるものですよね。
絵文字は言葉だけでは伝えきれない気持ちを表現したり、文章を分かりやすくしたりするのにとても役に立ちます。
ショップ運営にもお客様からの問い合わせ対応やインスタでの商品紹介など文章や絵文字(問い合わせの返信には使わない方がいいですけどね(笑))も必須です。
「ECサイト」と言っても商品の選定や販売だけではなく、サイト管理や文章執筆、写真・動画の撮影など様々なスキルが必要になってくるわけです。
これから自社の「EC化率」を上げていこうと考えている企業や個人のかたは、スキルアップ、スケールアップのために何に時間を割くかを判断し、自社のECサイトに来てもらう意義をお客様に感じてもらわなければなりませんね。