スクリーンショットをクラウドで共有できる「Gyazo」のお話です。
「Gyazo」
本当にシンプルに使い勝手がいいです。
なぜ、使い勝手をよく感じるのか?
それは、やはり日本人が開発しているからかもしれません。
オープンソースソフトウェアで、「増井俊之」さんが開発した「Gyazo」は、クラウドが主流になる前の2009年に初版を公開しています。
最近のアップデートはありませんが、今でもスクリーンショットの画像を「Gyazo」で管理している人は多いのではないでしょうか。
使い方もとっても簡単です。
まずは、ユーザー登録をしてみましょう。
メールアドレスとパスワードを決めてしまえば誰でも利用できます。
後はパソコンやスマホなど、使用する各デバイスに合ったアプリをインストールします。
フル機能を使う場合は、サブスクタイプで月額の利用料が発生しますが、とりあえず無料プランでできる主な内容を以下に挙げておきます。
無料プランでできる内容とは
画像のアクセス | 最新10件まで |
---|---|
コレクションの作成と共有 | 4件まで |
閲覧履歴へのアクセス | 最新10件まで |
動画の録画 | 7秒まで |
インストールできるデバイス
パソコンで使用する場合は、「Chromeの拡張機能」をインストールするか「Gyazo」のソフトウェアをインストールするかになります。
もちろん、両方入れておいても問題ありません。
パソコンにインストールする場合は、WindowsでもMacでもどちらでも利用できます(それぞれのOSのソフトウェアが提供されています)。
スマホOSも、それぞれ提供されているアプリをインストールしてください。
パソコンの画面をスクショし共有
パソコンに「Gyazo」のソフトウェアをインストールすると、以下のようになります。
パソコンの画面上をスクショする方法は、以下の方法があります。
- インストールした「Gyazo」をクリックする
- キーボードのCtrl+Shift+Cを押す
- 画面の上端にマウスを持っていきメニュー表示を待つ
最初にスクショしたい画面を表示しておきます。
その後、上のいずれかの方法で「画像を撮る」をクリックします。
どの方法もマウスポインタの形状が「+」になり、その脇に「画像を撮る」というメッセージが表示される状態となります。
最後のマウスを上端に持っていくやり方は、画面の上端であればどこでもいいのでそこまでマウスを持っていき少し待ってみましょう。
自動的にメニューが表示されてその中に「画像を撮る」という項目があるのでそれをクリックします。
スクショしたい範囲をドラッグすると自動的に「Gyazo」のサイトがブラウザで起動します。
既にブラウザが起動している場合は新しいタブで起動します。
「Gyazo」のサイトが起動すると上のような画面になります。
上半分は今スクショした画面が表示されています。
下半分に、スクショした画像に関するタグを追加できるようになっているので、任意で入力します。
ここでは、「自サイトのトップページ」としてみました。
これでスクショした画像が保存されました。
スクショした画像を確認
「Gyazo」のサイトのトップページに移動すると、スクショした画像の一覧を確認できます。
スクショした画像の一覧から特定のカテゴリのスクショを「コレクション」としても管理できます。
また、スクショした画像はWeb上で他のユーザーと共有できます。
共有した画像を他のユーザーが閲覧すると、自分の「Gyazo」の画面では「閲覧履歴」として閲覧された画像の一覧を確認できるようになります。
(まとめ)シンプルイズベスト
スクショした画像をクラウド上で共有するためのツールとしては、「Gyazo」がもっともシンプルで使いやすいツールだと思います。
他にも、「フルスクリーンの画像を撮る」、「動画を撮る」、「リプレイ動画を撮る」などの機能もあるので、画面上での動作を記録する方法としても利用できます。
自分のサイトを持っていると、スクショした画像をimgタグで貼り付けて公開しているかたも多いと思いますが、「Gyazo」の場合スクショした画像や動画を共有するために発行されるURLをサイトに貼り付ければOKであり、そのスクショ画像の一覧は「Gyazo」内で管理できるというわけです。
スクショした画像の一覧を無制限に管理するためには、サブスクでの月額料金が発生しますが、まずはフリープランで「Gyazo」の使い勝手を確認してみてください。