当サイトの管理人であるわたくしが、小規模会社の経営者に向けてIT周辺の話を書いている「小規模経営者に贈る情報整理術」と言うサイトがあります。
あちらが親サイトです
ドメイン名を見てもらうとお分かりだと思いますが、「小規模経営者に贈る情報整理術」は筆者が管理しているメインサイトになり、当サイトはサブドメイン扱いで、筆者の雑記サイトのような形で運営しております。
そのサイトには、「OneNote」の便利な使い方などの記事をアップしているのですが、先日「【OneNoteを使いこなす】手描き後の図形自動変換を使う(Windows編)」という内容の記事をアップしました。
簡単に言えば、Windowsで使う「OneNote」の描画を使う場合、マウスを使った手描きで下手くそな丸や四角などの図形を描いても、勝手に綺麗な図形へと自動変換してくれる、と言うお話だったのです。
そして、この自動的に手描きの図形を綺麗な図形に変換してくれるかどうかは、「OneNote」のオプション内に設定をする箇所がある、と言う点にも触れていました。
まぁここまでなら、別に普通の「OneNote」の描画に関する記事でしかありません。
実は、オプション内の設定と同じように「手描き図形を綺麗に整形するかどうかの設定」をする箇所がもう1つあるのです。
これは本編の記事にも書きましたが、先ほど説明したオプションの設定がどうあれ、ツールバーに用意されている「綺麗に図形を整形するかどうかを決められるボタン」である「自動図形」ボタンのオン・オフで設定しても同じような挙動になります。
まぁ、何と言うか・・既にあったわけです。
いや、オプションの方が先に用意された設定だったのかもしれないので、「自動図形ボタンが既にあった」と言っていいのかどうかは定かではありませんが、・・・う~ん、どう見ても同じ設定を決める箇所が2か所あるのですよ。
「小規模経営者に贈る情報整理術」の方では、もちろん淡々と「オプションでも設定できる」「オプションの設定に関わらず自動図形ボタンからでも設定できる」と設定箇所が豊富にあるようなプラスのような書き方をしていますが、実際のところ設定箇所が重複しているだけ無駄ですよね。
ツールバーの「自動図形」ボタン、ぶっちゃけいらないと思うんですよ。
オプション設定で、自動で綺麗にするかしないかをチェックマークのオンとオフで決められるようにしてあるのであれば、「自動図形」ボタンでオン・オフにするのはいらない。
しかも、描画で描き終わった最後の部分で、マウスの左ボタンをクリックしたまま少し待つと、自動で図形が綺麗に整形され、待たなければ自動で綺麗にせず描いた通りの手描きの図形がそのまま表示される。
つまり、オプションで「自動で綺麗にする」ように設定しておいても、描いた後、最後のマウス操作の仕方で自動で綺麗にするかしないかをさらに選べるのですよ。
もう、「自動図形」ボタンいらないですよね。
オプション設定は、デフォルトで「自動で綺麗にする」ようにチェックがオンになっているので、敢えてこれを外す人はほとんどいない。
後は、図形を描いた最後の部分で、綺麗にするかどうかをマウスを握って待つか待たないかで決める。
やっぱり、「自動図形」ボタンいらないですよね(何回言うねん!)
このボタン、何か他に使い道があるのかと思って色々動かしてみたんですけど・・・、特にないのです。
まぁ、何か害があるわけではないので、後々どのように「OneNote」が変化していくか見守りたいところですね。
是非、「【OneNoteを使いこなす】手描き後の図形自動変換を使う(Windows編)」の記事を読んでもらって、「OneNote」を利用できそうなかた、普段利用しているかたは、動作を試してみてください。
ちなみに、初期の頃は”これ、どうなのよ・・”と思っていた「OneNote」も、バージョンを重ねてだいぶ使いやすくなりました。
今回は、そんな秀逸なデジタルノートアプリである「OneNote」のちょっと不思議な設定のお話でした。