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【マンガ】LIAR GAME(ライアーゲーム)

2020年10月5日

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「LIAR GAME」の概要

ある日、アパートで暮らす大学生の神崎ナオの元に、一通の小包が届く。

送り主の名前は、「LGT事務局」。

同封の手紙には、「LIAR GAME TOURNAMENTにENTRYされました」とあった。

小包の中には、”1億円”が入っており、「ライアーゲーム一回戦」の自分の持ち金だと書いてある。

対戦する相手も一億円を持っており、双方でこの一億円を奪い合うのが一回戦の対戦ルールであると記載されていた。

この一億円はゲーム終了後に返却しなければならない。

つまり、自分の所持する金額を相手に奪われた場合は、取り返せなければそのまま自分の借金となってしまうのだ。

事務局で決められた対戦相手であったが、意外にもこの相手がナオの中学時代の恩師だった。

気を許したナオは、やすやすとこの恩師に自分の一億円を奪われてしまう。

30日間の対戦期間で何としても自分の一億円を奪還し、相手の金額を奪わなければならない。

弁護士に相談したナオは、実質的被害がないという理由で相手にしてもらえなかった。

しかし、「天才詐欺師」を味方につければこの難問を解くカギがあるかもしれない、というヒントを与えられたナオは、たまたまその日に出所予定であった天才詐欺師「秋山深一」へ「自分の運命を託す」と決意する。

苦労し、傷つきながらもナオは一回戦を戦い終えた。

そんなナオの元に、「ライアーゲーム二回戦」に参加するための案内状が送られてきた。

もし、一回戦で獲得した賞金の半額を払うのであればここでドロップアウトできると言う。

さらに、二回戦を棄権するのであれば、一回戦で獲得した賞金全額を返還する、とあった。

しかし、獲得賞金を手にしなかったナオには、ドロップアウト料金や棄権するための金額を支払う術はなかった。

秋山には、「関わるな」と言われたが、弁護士に「拒否の姿勢を示す」ように助言されたナオは、直接「参加はイヤだ」という気持ちを伝えるため、二回戦の会場へと向かってしまう。

しかし、その会場入り口で待っていたのは・・・。

「LGT」とはどういう組織なのか?

「ライアーゲーム」とは一体何なのか・・・?

戦い続けていくにつれ、ナオはライアーゲームの本質に気がついていくのであった。

マンガ評(少しネタバレ)

各ゲームの巧妙さや勝負の展開の行方に、ついページをめくらないではいられなくなる全19巻です。

物凄く脳みそに汗をかきますけどね。

2回戦から決勝となる5回戦までライアーゲームの戦いは続いていくのですが、ゲームに負けて負債を抱えても、敗者復活戦などを戦いながらゲームに参加している間は、その負債を弁償せずに次のゲームで挽回できるチャンスがあります。

ゲーム参加者たちはみんな、「大金を手にしてドロップアウトする」のが目的でしたが、ゲームに勝利し大金を手にする人がいる一方で、負債を抱えてゲームから退場せざるを得ない人が出てくる、という「ゲームの本質」をつきとめたナオは、全員が負債を抱えずにドロップアウトするためには、「団結」と「信用」が必要だと気づきます。

個性的な参加者たちが集うライアーゲームの場で、果たしてナオの思いは届くのか・・。

ここでは、その全ゲーム名と個人的に好きなゲームベスト3を挙げてみましょう。

全ゲームタイトル

2回戦少数決
2回戦敗者復活戦リストラゲーム
3回戦密輸ゲーム
3回戦敗者復活先鋒戦24連装ロシアンルーレット
3回戦敗者復活次鋒戦17ポーカー
3回戦敗者復活大将戦回らないルーレット
4回戦予選パンデミック(感染)ゲーム
4回戦予選本戦イス取りゲーム
4回戦敗者復活戦入札ポーカー
決勝戦予備予選人間オークション
決勝戦四国志

ランキング

イス取りゲーム


強敵・作務衣が登場する4回戦本線の「イス取りゲーム」です。

無人島を舞台に、プレーヤーよりも多い数のイスが用意されるも、脱落者が続出。

その本質は、「共同体の作成」。

敗者だけで作成される「ガヤ連合」も加わって、親取りのための買収劇と4グループの対決が見ものです。

密輸ゲーム


強敵・ヨコヤが登場する3回戦の「密輸ゲーム」です。

北の国・南の国に分かれて、相手国の銀行に置いたままの現金を第三国に移動するためにお互いが密輸人と検査官となって、相まみえるゲームとなります。

ライアーゲームとは「支配力に尽きる」というヨコヤが、「人を信用し全員の協力が大事」というナオと対峙します。

パンデミック(感染)ゲーム


「秋山VSヨコヤ」の戦いが見ものの4回戦の予選「パンデミックゲーム」です。

感染者を増やさずいかに正常者を増やしワクチンを作れるか。

相手を信用し、相手から信用されるかが試されるゲーム。

「信用が勝利するかダマシが勝利するか」というナオとヨコヤの戦いでもある。

別会場で戦っていたフクナガが敗退してしまうという衝撃も。

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