「Netflix」は、2026年のワールドベースボールクラシック(WBC)の中継を日本で独占配信しています。
巷では海外の映像配信会社に人気コンテンツであるWBCの日本での放映権を奪われて、日本のテレビ局や日本プロ野球に対する不快感を指摘する声もたくさんありましたね。
共同通信社の電話世論調査によると、「WBCを見たくてもNetflixには契約したくない」という感情的に”絶対に契約しない”という層が結構いるそうです。
筆者は、この世論調査では少数だった「試合を見たいので新たに契約した」の部類に入ります。
ここは一旦、世の中のNetflix関連の批判からはちょっと距離を置いてみましょう。
WBC開催期間中に実際にNetflixに加入してみて、色々なコンテンツを視聴してみた結果、今更ではありますが「地上波とネット配信を比較して」思うところを語ってみたいと思います。
一応断っておくと・・案件ではありません(笑)
野球中継はすべて視聴できる
もし野球中継が地上波だけの場合、当然ですが日本戦以外は放送されないでしょう。
各テレビ局が、日本がいるプールC以外を放送するのであれば、中継をするためにアメリカやプエルトリコなどの開催地に赴く必要があります。
そこまでお金をかけて、果たして日本人が「イスラエルVSニカラグア」や「パナマVSコロンビア」のようなマイナーな試合を見るかどうかは、火を見るよりも明らかでしょう。
視聴率やスポンサーの影響が大きいテレビの地上波では、プールCのそれも日本戦の試合しかドル箱にはなりません。
つまりもし日本でNetflixが独占配信するのではなく、テレビ局も今まで通りWBCを放送できて、「地上波でもネット配信でもどちらでも見られるよー」という形であれば、おそらくWBCを見るためにNetflixを契約する人は皆無でしょう。
日本戦が見られる地上波があればいいわけですから。
ところが今回のNetflixは、日本でのWBCの映像をすべて独占で配信する契約となっているので、日本戦を見るためであってもNetflixの有料プランに契約しなくてはなりません。
その代わり、WBCのプールAからプールDまでのすべての試合が視聴できます。
これが中々いいと思うのですよ。
「アメリカVSメキシコ」や「ドミニカ共和国VSベネズエラ」みたいな強豪国同士の対決も見られるわけです。
ちょっと前のテニスも錦織圭選手の試合ばっかり放送したわけですけど、日本人だってフェデラーやナダルの試合が見たい!というのと同じです(笑)
「綺麗な画質」も手伝って、Netflixのような動画配信サービスでスポーツ中継を見られるのは非常に良かったと個人的に思います。
野球に限らずNetflix独自のコンテンツも多く、それらを見たいという気持ちがあれば、「有料契約」とか「WBCの独占配信に断固抗議」などのような理由で契約しないのは「もったいないな」とも思いますね。
ライブも任意再生も自由自在、ハイライトも長め
野球中継ではライブ配信はもちろん、ライブ中であっても試合を後追いで最初から視聴できるようになっています。
ライブ中でも「30分くらい前に大逆転した4回の表の攻撃を見たい」のであればその部分から視聴もできますし、ライブ中継が終わった試合は、後から動画コンテンツとしていつでも視聴できます。
これ、もし地上波で同じ見方をするのであれば、ライブ中に好きな時間に戻って見直すのはできませんし、後から試合の動画コンテンツをもう一度見たいのであれば、ブルーレイディスクなどに自分で録画しておくしかありません。
Netflixの契約さえあれば、いつでも動画コンテンツを自由に視聴できるのは、やはりテレビ放送では実現できない便利さを感じますね。
ちなみにNetflixは、WBCのハイライト放送を「YouTube」のNetflixチャンネルと動画配信の両方で公開しています。
しかし当然有料契約となる動画配信の方が、無料の動画共有であるYouTubeのハイライト放送よりも時間が長くなっています。
場所もどこでも
先ほど「Netflixの契約さえあれば、いつでも動画コンテンツを自由に視聴できる」と書きました。
これに「どこでも」を加えましょう。
家に光回線のネットワーク環境があり、テレビがスマートテレビであればテレビでも視聴できます。
スマートテレビに搭載されているOSがアンドロイドTVで、スマホもアンドロイドOSを使っていれば、テレビで見終わった場所からスマホで続きを見るのも可能です。
スマホやパソコン、テレビで自由自在に視聴できるのが地上波とは違うのですが、実は日本の高齢者世帯ではこの「ネットワーク環境の構築」がNetflix契約のネックになっているとも言われています。
元々ネットワーク環境が構築されているのであれば、後はテレビだけをインターネットに接続できるようにすればいいわけです。
むしろネットワーク環境が構築済みなのであれば、テレビでYouTubeなどを見るために既にテレビをホームネットワーク内に参加させている世帯も多いでしょう。
このあたりの環境構築が1から必要な世帯の場合、特に高齢者世帯になると「ネットワーク構築」、「スマートテレビ化」の敷居が高くなるのかもしれませんね。
スマホで検索すれば環境構築手順は色々と出てくるでしょう。
ただ、元々地上波しか見ておらず「検索を面倒」と感じる高齢者世帯だと「テレビを使ったNetflixの視聴を構築する」までの道のりが遠くなっていると言えるかもしれませんね。
Netflixでしか見られないものもついでに視聴できる
きっかけはWBCかもしれませんが、Netflixには独自のドラマや映画などのコンテンツが豊富にあるので、ついでに多くのコンテンツを視聴できます。
「地面師たち」や「CithHunter(実写)」、「新幹線大爆破」に「ウェンズデー」など日本だけでなく海外の作品も視聴できます。
筆者は以前にフジテレビやWOWOWのドラマが見たくて、FOD(フジテレビの動画配信サービス)を契約していました。
現在はFODを解約していますが、Netflixを契約したらまたWOWOWのドラマが視聴できるようになったのはうれしい誤算でしたね。
(まとめ)
現在はWBC期間中なので初月の料金がちょっと安くなっていますけど、広告が入っても月額1,000円以下で視聴できます。
どうしても「映像はテレビで無料」という価値観の人が多いかもしれませんが、やはり有料契約にはそれなりの満足度が詰め込まれています。
今のところWBCが終わっても、筆者はNetflixをしばらく使ってみようと考えているので、視聴したドラマや映画の話は改めて当サイトに書いていきたいと思っています。

