先日Wordpressのプラグインをフィルターフックを使って編集する際に、AIとの対話で進めているという話を書きました。
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よく分からないPHPコードをAIとの会話・添付資料の蓄積で解決できた話
ここ最近少しWebのプログラムコードを眺めています。 20年以上前には、筆者もローカルや社内DBサーバーと接続するようなアプリケーションプログラムを組んでいた時期がありました。 今ではプログラムと言え ...
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結構大きな改修となり、上の記事を書いてから約1カ月が経って、やり取りは300回を超えてきました。
当初はGoogleのGeminiで十分だと思っていたのですが、予定していたよりも長丁場になりそうだったので、途中でChatGPTに変更していました。
筆者の感覚で言うと、Geminiは上手くいかなかった時の再考察で以前と同じ修正コードを提案してくる場合が多く、やり取りが進むにつれてコードのはまり具合の割合が低下してしまいました。
一方、途中からChatGPTに切り替えると、提示されたコードが一度、二度上手くいかなかった時でも、その後はその失敗をしっかり踏まえる割合が高いと感じました。
さらにコードの修正案を提示してきた上、「そういう方法で進めたいのならこうしたらいいんじゃない?」という新たな提案も中々鋭いところを突いてくるのです。
これまで文章を作成してもらうだけでは中々対話のやり取りは増えませんでした。
しかしコード修正やコード作成では、疑問・質問を投げかけるこちら側のプロンプトでの説明は非常に重要で、一回の会話のボリュームも増え、対話の回数も増えていきました。
プロンプトの入力を鍛えるのであれば、一から物を作って共にゴールを目指すプログラムなどは最適かもしれない、、、と言うお話で前回は終わりました。
さて今回、そのAIにおいてとうとう日本にも「AIモード」がやってきました。
「AIモード」はGoogleが提供しているサービスで、ユーザーが検索した内容に対して検索結果にマッチするサイト一覧を表示するのではなく、GeminiでAIが回答するものになります。
その後のやり取りもプロンプトで続けられるので、会話でやり取りしながら質問内容を一元的に解消できるようになります。
「AI Overview」との違い
AIからの回答が検索結果の一番上に表示される(リスティング広告よりも上)「AI Overview」とは違って、「AIモード」は一切検索結果と言うものを表示しません。
AI Overviewは検索結果も合わせて表示される
AIモードは検索結果はAIからの回答のみ
この2つの違いは何か?
それが「AIモード」は、検索後の回答からさらにプロンプトを使って質問内容を深堀できる点です。
これは普段のアプリやWeb上のサービスで、ChatGPTやGeminiを使っている場合と同じなのでまったく違和感なく使えるでしょう。
「AI Overview」と同じように、引用元のサイトが表示されるので、回答内容によっては引用元やそれ以外のサイトなどで能動的に別の調査にも進めます。
これらのAIによる検索結果は、ゼロクリック検索の可能性が高くなります。
つまりAIで要約された内容で検索したユーザーが満足すれば、検索結果を見ずにその検索は終わってしまうのです。
Google側はどちらのAI検索でも、「引用元は表示される」としてサイト作成者の不利益にはならないと言っているようですが、自分の最近の検索方法を振り返ってみると、AIが回答した内容を見るだけで終わっている場合がほとんどだと気が付きました。
「AIモード」はどうやって使う?
検索結果を「AIモード」で使うと、AIだけで目的達成となる確率が高くなります。
ではこの「AIモード」はどのように使うのでしょうか?
通常のGoogle検索で検索バーの右端に「AIモード」が表示されます。
検索履歴には、「AIモード」で検索した場合、検索ワードの下に「AIモード」と表示されます。
「AI Overview」で検索した後に、AIモードに切り替える場合は検索結果の上部にある「AIモード」をクリックします。
「AIモード」に切り替えた画面から、「AIモード」を使ったグーグル検索履歴を表示できます。
きちんと「AIモード」を使った時だけの検索履歴を表示してくれます。
AIモードで抽出しているだけなので、AIモードを×で抽出解除すればすべての検索履歴が表示されます
記事執筆時点では、このアクティビティ画面は英語になる可能性があります。
この画面だけは、ブラウザの日本語翻訳で日本語に変換できると思いますが、この画面から他の画面へと遷移するリンクをクリックする際には、いつも見ているサイトでも英語のサイトとなる可能性があります。
(まとめ)検索から対話へ
これまで主流だった「SEO対策」は「イコールgoogle検索(googleだけ)」だったので、1か所の対策だけで済みました。
しかしAIクローラーはAIの各社が独自に作っているので、今回のように検索結果を「AIによる回答」が主流になり回答してもらうAIをユーザーが選べるようになったら、サイトを作る側の対策も色々と変わってくるかもしれませんね。
ただ前回、そして今回の冒頭でも書いたように、少し難しい作業でも普通に検索するよりは、AIが返す回答の方が解決までのスピード感がはるかに速くて精度も高いです。
対話のやり取りだけで解決してしまうフローを体験すると、今後の検索もAIで全然構わないと思いますし、その内「検索」がサブ的な存在となってしまうかもしれませんね。
環境によってはまだ「AIモード」を使えないというかたもいるでしょう。
間違いなく日本語で使えるようになるので、是非この「AIモード」での”検索”を試してみてほしいですね。









