「オワコン」ってよく聞くじゃないですか。
いわゆる「終わったコンテンツ」というやつです。
「オワコン」と言う言葉を見るたびに、大衆が光り輝くエリアに向かってこぞって大移動する姿が脳内で想像されてしまいます。
つまり新しくて儲かりそうで誰もが「我先に」と光に突き進んで行った後に、今まで人があれだけたくさんいたのに誰もいなくなったその元の場所が「オワコン地点」なわけです。
20年くらい前は「メールマガジン」が流行り、無料でも有料でも様々なジャンルの読み物がありました。
その後でブログが流行った時に、「メールは古い。今はブログの時代」と言われるようになります。
昔はネット回線の速度も遅かったので、メールマガジンは文字ベースの「テキスト形式」が主流でした。
しかし速度が向上し、画像なども手軽に載せられるようになったので「HTML形式(画像や色が付く形式)のメールマガジン」よりは、ブログで自分のサイトを作る形式が流行ったわけですね。
あれだけメールマガジンに「儲かる」「宣伝」などの効果を期待していた大衆は、一気に自分のサイトを手軽に持てるブログへと移っていきました。
そして誰もが「メールは廃れる」と考えていたのです。
そこから数年経って、今度は動画をストリーミングでも違和感なく視聴できるほど、ネット回線の速度はさらに向上しました。
ストリーミングとは動画データをダウンロードしながらそのまま再生する方法を言います
すると今度は「ブログは終わった」となり、「YouTube」で動画を作るYouTuberという存在が登場してきたわけです。
「YouTube」はしばらく動画コンテンツ制作では人気を博してきました。
ところがそこから「ショート動画」の波がやってきます。
「TikTok」のショート動画や「Instagram」のリール動画で稼ぐ方法など、「YouTubeはオワコン」と言われるようになりました。
そして「今一番稼げる」、つまり「メール→ブログ→動画」の後にやってきた波が「note」ですね。
noteは「最初からSEOに強い」などと言われて「ブログを一から構築するより有利」のような話もちらほら聞きますが、またテキストベースのコンテンツに戻ってきてしまいました。
noteが話題になった時、「ブログは終わったのに、noteはいいんだ・・・」と思いませんでしたか?
誤解のないように先に言っておくと、別にどのコンテンツが終わっていて、どのコンテンツがこれからおいしいなどという話をこの場でするつもりはありません。
「オワコン」というワードが飛び交うたびに、「どこが手っ取り早くおいしく稼げるか」という話題で持ちきりになり、それを見た大衆は引っ張られていく・・。
そんな様子をWeb上で見るたびに、「どのコンテンツも終わっていないのになぁ」と思うのです。
俗に言う「儲かる話」には、流行り物が必要となります。
それが時代とともに移り変わって注目されているだけです。
廃れたと言われたはずの「メールマガジン」も現在でも続けている人がいて、それ自体が広告塔のようになっている人もいますし、ブログやYouTubeを定期的にずっと続けている人だって、決して自分が続けているそのコンテンツが「終わっている」と思っている人なんかいないでしょう。
どのコンテンツでも続いている人は、自分に合ったコンテンツを選択してそこで活動している、ただそれだけです。
結局どのコンテンツ手法であれ、続けている人には金銭だけでなく経験だったり、価値の提供だったり、何よりもそのコンテンツが「好き」でやっている人の方が多いと思うのです。
AIもそうですけど、「AIを使って稼げる手法」というのは良く出てきますよね。
今のトレンドに乗って稼げる手法ばかりに引っ張られていくのではなく、コンテンツを作って自分が何を提供できるのかをまず考えた方がいいでしょう。
「広く提供したい」という思いでnoteを始めるのはいいと思います。ただ、「稼げるらしいから」という思いで始めたnoteは、noteであっても長くは続かないでしょう。
おそらく何かしらのコンテンツを制作して続かなかった人は、どのコンテンツを選択しても続かないと思います。
そこに天から「こっちのコンテンツが稼げるぞい!」と言う声に釣られたところで結局は同じ結果となるでしょう。
まずはどのコンテンツでもいいので、定期的に長く続けてみるといいと思います。
もちろん「noteが自分に合う」と思えば、まずはそれを続けてみましょう。
その結果、収入が増えるかもしれないし、金銭的な利益はなくても経験や知識は身につくはずです。
「オワコン後のnoteが稼げる」という噂から、安易にnoteを始めたのであれば・・・
ちょっと立ち止まってnoteで情報発信やコンテンツ制作をする目的をはっきりさせておきたいところですね。

