もう少しで2025年も終わりますね。
10月には、日経平均が初の5万円台を突破し、当初のトランプショックや関税ショックをものともせず「日本株で利益が出た」という人も多かったのではないでしょうか?
巷では今後の展望で熱く語られる傾向にあるのが、AIや半導体、データセンターなどのAI関連ですね。
ただセクターで言えば同じ情報技術なのですけど、そこに金融と通信サービスも兼ねたあの市場がやはり2026年の目玉になるのではないかと思っています。
今回はそんな2026年に注目したいあの市場について語ってみたいと思います。
ブロックチェーン
SEC(米証券取引委員会)の委員長はFOXニュースでこう語りました。
「米国の金融市場は、オンチェーンへ移行する準備ができている」
「これは今後10年のトレンドなどと言うものではない。アメリカの全ての金融市場は、2年でブロックチェーン側に行くのは現実気に起こるかもしれない」
とうとう従来の金融システムが、ブロックチェーンを正式に受け入れ始めました。
金融の仕組みそのものが、静かに書き換えられている最中というわけです。
オンチェーンになるとどうなるのか・・、以下に少し挙げてみましょう。
・24時間365日マーケットが開いている(休みなし)
・「取引できない時間帯」が存在しなくなる
・手数料がこれまでよりは格段に安くなる
・決済は数秒から数分レベルで終わる
そしてブロックチェーン上で管理されるデジタル資産がトークンであり、世界の何百兆ドルという資産がトークン化され、ブロックチェーン上で取引できるようになります。
ナスダックが、24時間365日取引へ移行しようとしているのもこの流れの一部となっているわけですね。
他にもゴールドマンサックスやJPモルガンなどの世界の金融大手が次々とトークン化に参入しています。
つまり、ブロックチェーンが世界のスタンダードになる時代が早ければこの2年くらいでやって来る、と基軸通貨であるアメリカドルを管理する金融のトップが語っているのです。
今まで「人の手」で行っていた以下のような処理があります。
・取引の照合
・決済処理
・不正がないかの監視
これらはすべて非効率であり、投資家などの利用者にとっては不便であるものの「お金のやり取りだから」と諦めるしかありませんでした。
しかし今の金融システムでは叶わなかった効率的な処理(裏側の処理)をブロックチェーン上で自動で行えるようになれば、トークン化がますます進んでいきます。
さらに金融機関には年間数千億ドルほどの追加収益のチャンスが生まれるでしょう。
トークン化が本格的に拡大し始めれば、「イーサリアム」などは今後1年以内に史上最高値を更新する可能性もあります。
アルトコイン
日本でもJPYCの取引ができるようになりました。
JPYCは日本円と1:1で価値が連動しているので、同じ1万円を海外にいる身内に送金する場合には、日本円よりもJPYCの方が時間も手数料も抑えられます。
世界を見渡しても、ブロックチェーン上で取引される暗号資産はますます加速していくでしょう。
デジタル通貨の先駆けである「ビットコイン」もとうとうETFという形で市場に出回り、今では「現物そのものは買わない。しかし規制されたETFなら買う。」という大手の投資会社も増えてきたと思います。
2025年は、ビットコインが「1ビットコイン=約12万5,000ドル」という史上最高値をつけました。
さてビットコインETFは取り扱っている証券会社も運用会社も手数料でがっぽり儲けられると分かりました。
次にくる儲け話は何だと思いますか?
それはアルトコインです。
「ビットコインETF」だけの相場から今後は「アルトコインETF」が誕生する相場へと進んでいくでしょう。
そして、新たな「アルトコインETF」を立ち上げた運用会社、取り扱う証券会社はやっぱりウハウハになっていくでしょうね。
ETFでの取り扱いができるようになったという意味は「ルールが整った」となります。
これまでも金融市場が調整してきたルールで新たに始まった取引は、長期で爆発的に成長してきました。
暗号資産は、まだまだ新たな入口をくぐったばかりと言えるでしょう。
量子コンピューター
人はどうしても大衆が大騒ぎする方へと目が向きがちです。
今ではAIがそうなるでしょう。
関連する半導体や水冷サーバーなど、AIを動かすための周辺のインフラ整備にも注目が行くようになりました。
しかしAIが動くための土台となるパソコンにはあまり注目されていないような気がします。
この「量子コンピューター」に関しては、2026年以降のトレンドとしてもっと上がってくると思っています。
次世代量子コンピュータの開発、複数の量子コンピュータへのアクセスなど、より高い計算能力を持つ量子コンピュータの研究開発を行う企業は、まだまだ伸びしろがありそうです。
AIが搭載された量子コンピューターの計算が光のような速さになるとどうなるか・・・。
人間に近い動きをするロボットなど、本格的にAIが人間の世界にぐっと入り込んでくる共生の世界へと変わっていくでしょう。
おそらく2020年代後半は世界が劇的に変貌を遂げるかもしれませんね。
(まとめ)2026年は新しい技術が世にもっと出てくる
おそらくインフラの標準が変わってくるお話です。
インターネットができた時に、手紙を出さなくても世界中のどの相手にも一瞬で手紙が送れる、という技術の進歩を目の当たりにしましたが、さらにより大きなスケールの革新的な技術の進歩をまた体感できる日も近そうです。
その波に乗れた・乗れなかったという差は、企業においても人においてもとんでもなく開いていくでしょうね。

