情報が溢れている現代では、どの情報が正確かどの情報を信用するかの境界線を判断するのにセンスが問われる時代となっています。
「情報検索」という点については、個々人が無料でいくらでも検索できるので、検索の代行を有料で提供する事業と言うのは案外珍しいかもしれません。
今回は、退職代行サービスの「退職モームリ」を運営している企業のもう一つの事業である「検索代行モーシラン」についてご紹介します。
「検索代行サービス」を利用したいと考える人はどんな人か、そして実際にどのような利用事例があるのか、調査報告はどのようなものかなどを順番に見ていきたいと思います。
有料の検索代行サービスを使いたくなる時
「ネットで検索」というのは、
「インターネット上の無数の情報から検索したい内容」
を自分で検索して調べるか、調査してもらうかの違いになります。
「検索代行モーシラン」の通常プランは1回6,000円(税込)となります。
お金を払ってでも検索代行サービスを使いたくなる時というのは、どんな時だと思いますか?
- 忙しくて自分で調べている暇がない
- 自分で少し調べてみたが正解にたどり着かなかい
- そもそもインターネット上でより良い検索方法が分からない
現代では、パソコンでもスマホでも検索エンジンを使ってWeb上のデータを検索する方法が分からないと言う人は、超高齢者や赤ん坊でもない限りあまりいないと思います。
そこで、有料でもいいから検索を代行してほしいと考える人の状況を上の3点に絞ってみたわけです。
暇がない人の場合
調査したい内容が「仕事に関係するもの」で、現在の自分の状況が忙しいのであれば、なおさらお金を払ってでも調査を誰かにお願いしたい、という気持ちになるかもしれません。
ただし、プライベートの内容やそれほど急がなくても後でゆっくり調べてもいい、と思える場合は検索にお金を掛けない人も多いでしょうね。
「調査」を外注して、自分の時間を確保できるような「費用対効果」を望む人は、利用する傾向にあるかもしれませんね。
正解にたどり着かない場合
では、自分でいざ調べようと思って調べてみたけれど、思うような回答が得られなかった場合はどうでしょうか。
筆者が自分の経験から真っ先に思いついたのは、「道端に生えている雑草や花の名前を知りたい」と思った時です。
北海道だと結構固有の植物が生えているのか、あまり見た覚えのない花が咲いていたりします。
そんな時に、写真を撮って画像から検索したりするのですが、イマイチ納得のいく検索結果が表示されない場合が多かったのです。
そこで、検索代行サービスにお任せをすれば、調査対象URLと共に該当する植物の名前を教えてくれるのではないかと思ったわけです。
より良い検索方法が分からない場合
これは先述の通り、ネットを使える世代であれば検索方法に不自由している人は少ないと思いますが、それでも自分の検索方法に何か足りない部分があって専門的に調査してもらえば「期待以上のものが分かるかもしれない」という意識で利用する人がいるかもしれません。
さて、「検索代行サービス」を利用する人たちの状況を3つ挙げてきましたが、実際にどのような利用事例があるのかを見てみましょう。
こんな利用事例が
最初の事例はちょっと意外と言うか・・・こういう依頼もOKなんだな、と思いましたね。
データ入力をしてほしい
資格試験の過去問掲載ページの問題・回答・解説をWordへコピペしてほしい
これは、いわゆる1番の忙しい人ですね。
該当資格のどのページに問題や回答が書いてあるかは分かっていて、これらをローカルのテキストベースに落とし込みたいのでしょうけれども、面倒だからお金を払って代わりにやってもらおう、というパターンですね。
次は、一度に同じ人が2つの依頼をしてきた場合です。
障害者等級3級で受給できる補助金を探してほしい
精神障害者手帳を所持し、障害年金の支給以外に受けられるサービスや補助金があるか調べてほしい
同時に、限定品のネックレスを探したいが、売り切れや詐欺サイトが多く見つからないため、購入できるサイトやお店を探してほしい
2つの依頼に繋がりがなくても全く別案件として対応してくれるようですね。
ただし、単純に通常プラン×2の料金が発生するでしょう。
さらに、どちらの依頼も「納品後の再調査や詳細の深堀」が必要だったようで、オプションとして2,000円/件が請求されるようです。
次は、内容を読む限りは2番の自分では正解を見つけられなかったパターンです。
フリマサイトに出品されている商品の仕入れ先を調べてほしい
大手フリマサイトに出品されている画像を元に、その商品が海外のどのサイトから仕入れているか、URLを探してほしい
おそらく、フリマサイトの出品画像を元に自分でも調べてみたけれども分からなかったので、この画像の商品がどこから仕入れられているかを探してほしいというわけですね。
ただし、サービスとして海外サイトの検索は調査対象外となるようなので、注意が必要です。
次は、強いて言えば3番のパターンでしょうか。
自分を変えたい
これまでの自分とは違う自分になりたい。内面・外見共に変えたい。また、自分に合う町も探したい
依頼内容が抽象的なので、おそらくこういった疑問をインターネット上でどのように調べたらよいか分からず、すべてをお任せしたいのでしょう。
「モーシラン」では、こういった調査依頼もヒアリングの上、受けてくれるようですね。
まずは見積から
実際に相談するためには、メールやLINEなどで済むので手間がありません。
調査は、通常プランのみであればおおよそ以下のような形になります。
- 3日以内
- 報告書3枚
- URL10個
調査項目が多い場合は、別途見積もりになる可能性もありますが、見積もり段階では請求は発生しませんので、提示された見積を見て依頼するかどうかを決定しましょう。
調査報告はどのような形?
納品形式は、以下のようなファイルになります。
- PDF(要望がない場合はすべてこの形式)
- Word
- Excel
- Txt
- LINE
- メール
調査結果は概ね以下のような形式で記載されます。
- 報告事項
- 参考URLの一覧が載っているので自分でもそれらのサイトを確認できる
- 調査概要・調査結果
- 補足
- 分析・考察
短期間で調査してもらい、各概要をまとめてもらえるのであれば、費用対効果はあるかもしれません。
前述の事例通り、抽象的な質問でもヒアリングの結果、依頼を受けてもらえていました。
ただ、やはりある程度自分が何をどのようにどれくらいの規模で調べてほしいのかを事前に体系的にまとめておく必要はあるでしょうし、その方がお互いのやり取りもスムーズに進むでしょう。
(まとめ)利用するかどうかは時間との兼ね合い
「検索代行サービス」と聞いても、「需要はあるのかな」というのが最初の正直な感想でした。
しかし、利用事例を見てみると、ユーザーさんの依頼内容も色々あって、確かに時間をかけて自分で調べるくらいなら、誰かに手伝ってもらった方が時間効率が良くなる場合が多いかもしれません。
「モーシラン」のトップページには、「コンシェルジュ」と書いてありました。
通常プランの6,000円(税込)が高いか安いかは置いておいて、「時間が掛かる」、「広く調べるのが面倒」、「調べる量が多い」と言った人たち、つまり「そばにいるコンシェルジュにお願いしたい」という人たちには重宝するサービスかもしれませんね。


